「虐」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

虐とは、しいたげる／むごい／いじめる／厳しく傷めつけるなどの意味をもつ漢字。9画の画数をもち、虍部に分類される。日本では常用漢字に定められており、中学校卒業レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『虐』の字には少なくとも、虐ギャク・ 虐いむごい・ 虐げるしいたげるの3種の読み方が存在する。

意味

1. しいたげる。むごい。いじめる。厳しく傷めつける。「虐待・虐政・虐殺・悪虐・残虐・暴虐・嗜虐(しぎゃく)・自虐」
2. 災い。禍。「大虐」

熟語

嗜虐【しぎゃく】

残虐なことを好むこと。
加虐趣味(sadism)と被虐趣味(masochism)。さでぃずむ(サディズム)、まぞひずむ(マゾヒズム)。

加虐趣味【かぎゃくしゅみ】

[心]さでぃずむ(サディズム)
。

南京大虐殺【なんきんだいぎゃくさつ】

[歴]1937年(昭和12年)12月南京城内外で日本軍が中国軍の捕虜や一般市民を大量に虐殺した事件。
「南京事件」とも呼ぶ。1937年(昭和12年)7月盧溝橋(ロコウキョウ)事件の後、近衛文麿内閣の不拡大方針の中、同年12.13日本軍は占領。

ソンミ虐殺事件【そんみぎゃくさつじけん】

[英語]SonMyMassacre／SonMyMassacreIncident

ミライ虐殺事件【みらいぎゃくさつじけん】

[英語]MyLaiMassacreIncident

文字コード

「虐」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

まとめ

「虐」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。