「蛍」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

異体字「螢」については「螢(漢字)」をご覧ください。

とは、ほたる/昆虫の一種/ホタル科の甲虫の総称/腹の下部から光を放つなどの意味をもつ漢字。11画の画数をもち、虫部に分類される。日本では常用漢字に定められており、高校在学中レベルの漢字とされる。

漢字「蛍」
字体
読み 音読み ケイ
訓読み ほたる
部首 虫部
ツ部
画数 総画数 11画
部首内画数 虫部5画
ツ部8画
国語施策 常用漢字
JIS漢字水準 JIS第1水準
漢字検定 漢検準2級
日本語能力検定 JLPT N1
異体字「螢」
字体
画数 16画
Unicode U+87A2
JISX0213 1-74-05

書き方・読み方

書き方

蛍_書き方
蛍の書き順【筆順】

読み方

』の字には少なくとも、ケイほたるの2種の読み方が存在する。

意味

  1. ほたる。昆虫の一種。ホタルの甲虫の総称。の下部からつ。「蛍光・蛍火・蛍光灯」

熟語

四字熟語

「蛍」の漢字を語中にもつ四字熟語2種を表にまとめる。

「蛍」が入る四字熟語
蛍雪之功けいせつのこう 蛍窓雪案けいそうせつあん

蛍/螢【ほたる】

[虫]ほたる(ホタル、蛍)
[文]『源氏物語』の巻名。第二十五帖。

蛍花【ほたるばな】

[植]ほたるぶくろ(ホタルブクロ、蛍袋、山小菜)

ホタル/蛍【ほたる】

[英語]firefly(ファイアーフライ)

[虫]ホタル科(Lampyridae)の甲虫の総称。
夏の季語。
語源は、貝原益軒が「火垂る」、小野嵐山が「星垂る」と推定。

蛍石/螢石【けいせき】

[英語]fluorite/fluorspar

[鉱]ほたるいし(ホタル石、蛍石、螢石)

蛍の光/螢の光【ほたるのひかり】

[楽]稲垣千頴(チカイ)作詞のスコットランド民謡。小学唱歌集。
原歌はロバート・バーンズ(RobertBurns)作詞の”AuldLangSyne(久しい昔)”。

文字コード

「蛍」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

「蛍」の文字コード一覧
Unicode 1 U+86CD
JISX0213 1-23-54
戸籍統一文字番号 2 375040
住基ネット統一文字 J+86CD

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

「蛍」の検字番号一覧
書籍 出版社 検字番号
角川大字源3 角川書店 8738
新大字典4 講談社 14613
新潮日本語漢字辞典5 新潮社 11200
大漢和辞典6 7 大修館書店 32983
大漢語林8 大修館書店 10015

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

1981年(昭和56年)10月
常用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和56年内閣告示第一号の「常用漢字表」に採用される。
2010年(平成22年)11月
改定常用漢字表に掲載
文化審議会からの答申を受けて、平成22年内閣告示第ニ号の「改定常用漢字表9」に採用される。

まとめ

「蛍」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。

「蛍」についての総括
  1. 蛍の画数 :11画
  2. 蛍の部首 : 虫,ツ
  3. 蛍の読み方:ケイ・ほたる
  4. 蛍の意味 :ほたる/昆虫の一種/ホタル科の甲虫の総称/腹の下部から光を放つ
以上で「蛍」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。

ウサタロー

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