「腹」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

腹とは、はら／おなか／胴の下半部などの意味をもつ漢字。13画の画数をもち、肉部に分類される。日本では教育漢字、常用漢字に定められており、小学校6年生修了レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『腹』の字には少なくとも、腹フク・ 腹はら・ 腹こころの3種の読み方が存在する。

意味

1. はら。おなか。胴の下半部。対義語：背「腹筋・腹痛・腹部・割腹・空腹・切腹・満腹」
2. こころ。心の中。考え。胸の内。「腹案・腹心・心腹」
3. 母親。母胎。「異腹・同腹」
4. 物の中あたりの部分。「山腹・船腹・中腹」

熟語

四字熟語

「腹」の漢字を語中にもつ四字熟語4種を表にまとめる。

私腹【しふく】

自分の利益・財産。私利。
私腹を肥やす：しふくをこやす(私腹を肥やす)
。

小腹【こばら】

[Romaji]kobara

腹。特に、腹に関するちょっとしたこと。べつばら(別腹)。

亀腹【かめばら】

[Romaji]kamebara

蛇腹【じゃばら】

蛇の腹のような形状または模様。
[機]蛇腹型をした伸縮自在の継ぎ手。
[写](bellows)べろーず(ベローズ)
提灯(チョウチン)などの伸縮する部分。

別腹【べつばら】

[Romaji]betsubara

べっぷく(別腹)
[俗]満腹状態でも、好物を食べる余裕があるという仮想の腹。こばら(小腹)。
甘いものは別腹
。

文字コード

「腹」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

まとめ

「腹」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。