「説」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

説とは、とく／ときあかす／述べる／教えるなどの意味をもつ漢字。14画の画数をもち、言部に分類される。日本では教育漢字、常用漢字に定められており、小学校4年生修了レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『説』の字には少なくとも、説タツ・ 説ゼイ・ 説セツ・ 説セイ・ 説エツ・ 説ぶよろこぶ・ 説くとくの7種の読み方が存在する。

意味

1. とく。ときあかす。述べる。教える。「説教・説得・説法・説明・説諭・演説(えんぜつ)・解説・講説・再説・細説・詳説・力説・論説」
2. せつ。意見。考え。「異説・一説・学説・逆説・言説・高説・自説・社説・諸説・新説・俗説・珍説・定説」
3. 物語。噺。噂。「小説・伝説・浮説・風説・流説」
4. ときすすめる。相手にといて従わせる。「遊説」
5. よろこぶ。類義語：悦「説楽」

熟語

四字熟語

「説」の漢字を語中にもつ四字熟語3種を表にまとめる。

縷説【るせつ】

詳細に説明すること。こまごまと述(ノ)べること。
「縷述(ルジュツ)」、「縷言(ルゲン)」、「縷陳(ルチン)」とも呼ぶ。

口説く【くどく】

[古][自動]繰り返しくどくどと言う。しきりに愚痴をこぼす。
[古][自動]しきりに意中を訴える。

説文【せつもん】

[中国語]Shuowen

せつもんかいじ(説文解字)
。

相生説【そうせいせつ】

[暦]五行説の一つで、木は火を、火は土を、土は金を、金は水を、水は木を生ずると説(ト)く。
木火土金水(モッカドゴンスイ)の順。
「そうしょうせつ(相生説)」とも呼ぶ。

千年説【せんねんせつ】

[英語]millenarianism／chiliasm

文字コード

「説」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

まとめ

「説」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。