「践」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

異体字「踐」については「踐(漢字)」をご覧ください。

とは、ふむ/踏み行う/実行するなどの意味をもつ漢字。13画の画数をもち、足部に分類される。日本では常用漢字に定められており、高校在学中レベルの漢字とされる。

漢字「践」
字体
読み 音読み セン
訓読み 《外》()
部首 足部
画数 総画数 13画
部首内画数 足部6画
国語施策 常用漢字
JIS漢字水準 JIS第1水準
漢字検定 漢検準2級
日本語能力検定 JLPT N1
異体字「踐」
字体
画数 15画
Unicode U+8E10
JISX0213 1-76-88

書き方・読み方

書き方

践_書き方
践の書き順【筆順】

読み方

』の字には少なくとも、セン践むふむの2種の読み方が存在する。

意味

  1. ふむ。う。実行する。「実践・履践」
  2. く。「践祚(せんそ)」

熟語

四字熟語

「践」の漢字を語中にもつ四字熟語を表にまとめる。

「践」が入る四字熟語
実践躬行じっせんきゅうこう

践祚【せんそ】

天皇の死(崩御<ホウギョ>)とともに皇嗣(コウシ)が皇位をすぐに継承すること。即位の儀礼は日を定めて行われる。
「践」は「実践」の「践」で「履(フ)む」の、「祚」は「天子の位」の意味。

天勾践を空しうすること莫れ、時に范蠡無きにしも非ず/天莫空勾践、時非無范蠡【てんこうせんをむなしうすることなかれ】

[歴]『太平記』にある、児島高徳(タカノリ)が桜の樹に書いて後醍醐天皇を救う忠臣がいることを伝えたという言葉。
中国の春秋時代に、呉王夫差(フサ)と戦って敗れた越王勾践(コウセン)を功臣范蠡が助けた故事に倣(ナラ)ったもの。1331年(元弘元年)元弘の変の翌1332(元弘2.3.)隠岐(オキ)の島に配流される途中、美作(ミマサカ)の院庄に宿泊した際に伝えた。

文字コード

「践」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

「践」の文字コード一覧
Unicode 1 U+8DF5
JISX0213 1-33-09
戸籍統一文字番号 2 425280
住基ネット統一文字 J+8DF5

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

「践」の検字番号一覧
書籍 出版社 検字番号
角川大字源3 角川書店 9803
新大字典4 講談社 16553
新潮日本語漢字辞典5 新潮社 12421
大漢和辞典6 7 大修館書店 37547’
大漢語林8 大修館書店 11176

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

1946年(昭和21年)11月
当用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和21年内閣告示第三十二号の「当用漢字表」に採用される。
1981年(昭和56年)10月
常用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和56年内閣告示第一号の「常用漢字表」に採用される。
2010年(平成22年)11月
改定常用漢字表に掲載
文化審議会からの答申を受けて、平成22年内閣告示第ニ号の「改定常用漢字表9」に採用される。

まとめ

「践」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。

「践」についての総括
  1. 践の画数 :13画
  2. 践の部首 : 足
  3. 践の読み方:セン・ふむ
  4. 践の意味 :ふむ/踏み行う/実行する
以上で「践」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。

ウサタロー

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