「雙」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

異体字「双」については「双(漢字)」をご覧ください。

とは、ふた/ふたつ/対をなす二つが揃うなどの意味をもつ漢字。18画の画数をもち、隹部に分類される。日本では大学もしくは一般レベルの漢字とされる。

漢字「雙」
字体
読み 音読み ソウ
訓読み ふた
《外》たぐい
《外》なら()
《外》ふた()
《外》もろ
部首 隹部
画数 総画数 18画
部首内画数 隹部10画
JIS漢字水準 JIS第2水準
漢字検定 漢検1級漢検準1級
異体字「双」
字体
画数 4画
Unicode U+53CC
JISX0213 1-33-48

書き方・読み方

書き方

雙_書き方
雙の書き順【筆順】

読み方

』の字には少なくとも、ソウもろ雙つふたつふた雙ぶならぶたぐいの6種の読み方が存在する。

意味

  1. ふた。ふたつ。をなすつがう。対義語:「雙手・雙肩・雙翅(そうし)・雙発・雙方・雙翼」
  2. ならぶ。ぶ。匹敵する。「雙璧(そうへき)・無雙(むそう)」
  3. のものをえる。「雙数・一雙・半雙」

熟語

すごろく/双六/雙六【すごろく】

参照じょうどすごろく(浄土双六)
西洋双六:ばっくぎゃもん(バックギャモン)

双ヶ岡/双ヶ丘/雙ヶ岡【ならびがおか】

[Romaji]Narabigaoka/NarabigaOka

[地]京都府京都市右京区(ウキョウク)御室双岡町(オムロナラビガオカチョウ)にある丘陵。北から南へ一ノ岡(一ノ丘)(標高116メートル)・二ノ岡(二ノ丘)・三ノ岡(三ノ丘)と大・中・小の丘が並ぶ。
国指定の名勝で、双ヶ丘古墳群と呼ばれる19基の古墳がある。

沙羅双樹/沙羅雙樹/娑羅双樹【さらそうじゅ】

[仏]釈迦(シャカ)の入滅の時、床の四方に一双づつあった8株が白変して枯れたというサラ(沙羅)の木。
「しゃらそうじゅ」、「さらじゅ」、「さら」とも呼ぶ。さらりん(娑羅林)。

沙羅双樹/沙羅雙樹/娑羅双樹【しゃらそうじゅ】

さらそうじゅ(沙羅双樹、沙羅雙樹、娑羅双樹)

文字コード

「雙」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

「雙」の文字コード一覧
Unicode 1 U+96D9
JISX0213 1-50-54
戸籍統一文字番号 2 477550
住基ネット統一文字 J+96D9

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

「雙」の検字番号一覧
書籍 出版社 検字番号
角川大字源3 角川書店
新大字典4 講談社 18523
新潮日本語漢字辞典5 新潮社 1235
大漢和辞典6 7 大修館書店
大漢語林8 大修館書店

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

1946年(昭和21年)11月
当用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和21年内閣告示第三十二号の「当用漢字表」に採用される。
1981年(昭和56年)10月
常用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和56年内閣告示第一号の「常用漢字表」に採用される。
2010年(平成22年)11月
改定常用漢字表に掲載
文化審議会からの答申を受けて、平成22年内閣告示第ニ号の「改定常用漢字表9」に採用される。

まとめ

「雙」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。

「雙」についての総括
  1. 雙の画数 :18画
  2. 雙の部首 : 隹
  3. 雙の読み方:ソウ・もろ・ふたつ・ふた・ならぶ・たぐい
  4. 雙の意味 :ふた/ふたつ/対をなす二つが揃う
以上で「雙」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。

ウサタロー

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