隻とは、組や対になったものの片割れなどの意味をもつ漢字。10画の画数をもち、隹部に分類される。日本では常用漢字に定められており、中学校卒業レベルの漢字とされる。
字体 | 隻 | |
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読み | 音読み | セキ 《外》シャク |
訓読み | 《外》ひと(つ) | |
部首 | 隹部 又部 |
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画数 | 総画数 | 10画 |
部首内画数 | 隹部2画 又部8画 |
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国語施策 | 常用漢字 | |
JIS漢字水準 | JIS第1水準 | |
漢字検定 | 漢検3級 | |
日本語能力検定 | JLPT N2 |
書き方・読み方
書き方
読み方
『隻』の字には少なくとも、隻・ 隻・ 隻つの3種の読み方が存在する。
意味
- 組や対になったものの片割れ。対義語:双「隻眼・隻脚・隻手・隻腕」
- ただ一つ。類義語:片「隻影」
- わずか。ほんの少し。短い。「隻句・隻語」
- 鳥・船・矢などを数える語。類義語:艘・艇・杯「隻数・一隻・数隻」
熟語
四字熟語
「隻」の漢字を語中にもつ四字熟語を表にまとめる。
隻紙断絹 |
文字コード
「隻」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する
Unicode 1 | U+96BB |
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JISX0213 | 1-32-41 |
戸籍統一文字番号 2 | 036900 |
住基ネット統一文字 | J+96BB |
文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。
検字番号
検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。
書籍 | 出版社 | 検字番号 |
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角川大字源3 | 角川書店 | 1030 |
新大字典4 | 講談社 | 18445 |
新潮日本語漢字辞典5 | 新潮社 | 13815 |
大漢和辞典6 7 | 大修館書店 | |
大漢語林8 | 大修館書店 | 12559 |
辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。
国語施策
1946年(昭和21年)11月
当用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和21年内閣告示第三十二号の「当用漢字表」に採用される。
1981年(昭和56年)10月
常用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和56年内閣告示第一号の「常用漢字表」に採用される。
まとめ
「隻」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。
「隻」についての総括
- 隻の画数 :10画
- 隻の部首 : 隹,又
- 隻の読み方:セキ・シャク・ひとつ
- 隻の意味 :組や対になったものの片割れ
以上で「隻」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。
ウサタロー
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