「験」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

験とは、しるし／証拠となる事実／証し／証拠／効き目などの意味をもつ漢字。18画の画数をもち、馬部に分類される。日本では教育漢字、常用漢字に定められており、小学校4年生修了レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『験』の字には少なくとも、験ゲン・ 験ケン・ 験すためす・ 験しるし・ 験あかしの5種の読み方が存在する。

意味

1. しるし。証拠となる事実。証し。証拠。効き目。類義語：徴「効験・証験・符験」
2. ためす。確かめる。試す。調べる。類義語：検「験算・験証・験問・経験・試験・実験・体験」
3. 修行や祈禱(きとう)の効果。「験者(げんざ)・霊験・修験道」
4. ゲン。縁起。前兆。「験かつぎ・験がいい」

熟語

公験【くげん】

[仏]得度(トクド)した僧尼の身分証明書。
どちょう(度牒)
。

符験【ふけん】

[漢]任命・信任の証拠となる割り符。
「符竹(フチク)」、「符節(フセツ)」とも呼ぶ。
[漢]証拠。

験者【げんざ】

しゅげんじゃ(修験者)
。

治験【ちけん】

[医]治療の効果・ききめ。
[医]([英語]clinicaltrial)臨床試験。
[医]([英語]clinicalresearch)(特に)医薬品や医療機器の製造・販売に先立ち、その承認申請のデータ作製のために行う臨床試験。

経験【けいけん】

[楽]安井かずみ作詞、村井邦彦作曲の歌謡曲。
歌は辺見マリ。1970年(昭和45年)4月発売。

文字コード

「験」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

まとめ

「験」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。