「鼡」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

異体字「鼠」については「鼠(漢字)」をご覧ください。

とは、ねずみ/ネズミ科の哺乳動物の総称/げっ歯目などの意味をもつ漢字。8画の画数をもち、几部に分類される。日本では不確定レベルの漢字とされる。

漢字「鼡」
字体
読み 音読み
訓読み
部首 几部
鼠部
画数 総画数 8画
部首内画数 几部6画
鼠部0画
JIS漢字水準 JIS第2水準
漢字検定 漢検対象外
異体字「鼠」
字体
画数 13画
Unicode U+9F20
JISX0213 1-33-45

書き方・読み方

書き方

鼡_書き方
鼡の書き順【筆順】

読み方

』の字には少なくとも、の1種の読み方が存在する。

意味

  1. ねずみ。ネズミの哺乳動物の総称。げっ歯目。「田鼡・窮鼡・捕鼡・殺鼡剤・首鼡両端」
  2. こそこそとてる。「鼡賊・鼡盗・鼡輩」
  3. ねずみの略称。みがかったグレー。類義語:「鼡色・丼鼡(どぶねず)・濃鼡・源氏鼡・素鼡・銀鼡・絹鼡 白鼡・梅鼡・牡丹鼡・葡萄鼡・紅消鼡・暁鼡・鴇鼡(ときねず)・桜鼡・利休鼡・柳鼡・紺鼡・錆鼡・紫鼡・藤鼡・茶鼡・薄鼡」

熟語

窮鼠/窮鼡【きゅうそ】

[Romaji]kyuso

追い詰められて逃げ場を失ったネズミ(鼠)。
窮鼠、猫を噛(カ)む

ネズミ/鼠/鼡【ねずみ】

[哺]ネズミ目(齧歯目<ゲッシモク>)(Rodentia)ネズミ上科(Muroidea)ネズミ科(Muridae)のネズミ亜科(Murinae)とハタネズミ亜科(Microtinae)に属する哺乳類の総称。1902年(明治35年)東京市はペスト流行防止のためネズミを買い上げ、広尾の祥雲寺に供養の「ねずみ塚」が建てられた。
ネズミ駆除:はーめるんのふえふき(ハーメルンの笛吹き)
ネズミ亜目(Myomorpha)は旧分類。

文字コード

「鼡」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

「鼡」の文字コード一覧
Unicode 1 U+9F21
JISX0213 1-83-75
戸籍統一文字番号 2 546970
住基ネット統一文字 J+9F21

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

「鼡」の検字番号一覧
書籍 出版社 検字番号
角川大字源3 角川書店
新大字典4 講談社 10125
新潮日本語漢字辞典5 新潮社 15291
大漢和辞典6 7 大修館書店 u88dc47
大漢語林8 大修館書店 2623

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

まとめ

「鼡」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。

「鼡」についての総括
  1. 鼡の画数 :8画
  2. 鼡の部首 : 几,鼠
  3. 鼡の読み方:ソ
  4. 鼡の意味 :ねずみ/ネズミ科の哺乳動物の総称/げっ歯目
以上で「鼡」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。

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