「魁」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

とは、さきがけ/かしら/首領などの意味をもつ漢字。14画の画数をもち、鬼部に分類される。日本では人名用漢字に定められており、大学もしくは一般レベルの漢字とされる。

漢字「魁」
字体
読み 音読み カイ
訓読み おお(きい)
かしら
さきがけ
部首 鬼部
斗部
画数 総画数 14画
部首内画数 鬼部4画
斗部10画
国語施策 人名用漢字
JIS漢字水準 JIS第1水準
漢字検定 漢検準1級
日本語能力検定 JLPT N1

書き方・読み方

書き方

魁_書き方
魁の書き順【筆順】

読み方

』の字には少なくとも、カイさきがけかしら魁きいおおきいの4種の読み方が存在する。

意味

さきがけ/かしら/首領

熟語

四字熟語

「魁」の漢字を語中にもつ四字熟語を表にまとめる。

「魁」が入る四字熟語
容貌魁偉ようぼうかいい

花魁/華魁【おいらん】

江戸吉原の遊郭で、姉女郎(アネジョロウ)。おいらんどうちゅう(おいらん道中、花魁道中)。
江戸吉原で妹分の女郎や禿(カブロ)などが姉女郎を呼ぶ「おいらの(姉さん)」が詰まったものという。

オイランドリ/花魁鳥【おいらんどり】

[鳥]エトピリカの別称。
えとぴりか(エトピリカ)

秋田魁新報社【あきたさきがけしんぽうしゃ】

[経][通]秋田県の地方新聞社。
本社は秋田県秋田市。
2008.10.1(平成20)夕刊を廃止。

おいらん道中/花魁道中【おいらんどうちゅう】

[歴]江戸時代、遊郭で花魁などの上妓が新造(シンゾ)・禿(カブロ)などを従えて、馴染の客を引手茶屋まで出迎えに行ったこと。また、その行き帰り。
[歴]花魁・遊女らが盛装して、顔見せに郭(クルワ)の中を練り歩いたこと。

文字コード

「魁」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

「魁」の文字コード一覧
Unicode 1 U+9B41
JISX0213 1-19-01
戸籍統一文字番号 2 518060
住基ネット統一文字 J+9B41

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

「魁」の検字番号一覧
書籍 出版社 検字番号
角川大字源3 角川書店 3742
新大字典4 講談社 19923
新潮日本語漢字辞典5 新潮社 14650
大漢和辞典6 7 大修館書店 45785
大漢語林8 大修館書店 13290

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

まとめ

「魁」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。

「魁」についての総括
  1. 魁の画数 :14画
  2. 魁の部首 : 鬼,斗
  3. 魁の読み方:カイ・さきがけ・かしら・おおきい
  4. 魁の意味 :さきがけ/かしら/首領
以上で「魁」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。

ウサタロー

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