「釜」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

異体字「釡」については「釡(漢字)」をご覧ください。

とは、かま/密閉して米や水を加熱する器具などの意味をもつ漢字。10画の画数をもち、金部に分類される。日本では常用漢字に定められており、高校卒業/大学/一般レベルの漢字とされる。

漢字「釜」
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読み 音読み 《外》
訓読み かま
部首 金部
父部
画数 総画数 10画
部首内画数 金部2画
父部6画
国語施策 常用漢字
JIS漢字水準 JIS第1水準
漢字検定 漢検2級
異体字「釡」
字体
画数 10画
Unicode U+91E1
JISX0213 1-78-61

書き方・読み方

書き方

釜_書き方
釜の書き順【筆順】

読み方

』の字には少なくとも、かまの2種の読み方が存在する。

意味

  1. かま。密閉してを加熱する器具。類義語:「釜中」
  2. 火山の中心にできた凹地。火口湖。「御釜」

熟語

四字熟語

「釜」の漢字を語中にもつ四字熟語を表にまとめる。

「釜」が入る四字熟語
破釜沈船はふちんせん

釜山【ふざん】

[朝鮮語]Pusan

朝鮮半島南部の慶尚南道(Kyongsang-nam-do)(ケイショウナンドウ)南東部、韓国南東部の直轄市。朝鮮海峡に面する港湾都市。
「プサン(釜山)」とも呼ぶ。

立釜【たてがま】

製塩法の一つ。
密閉された垂直の釜で、下部から熱風を送り、上部から濃い塩水を滴(シタタ)らせて塩の結晶を作るもの。
結晶は立方体で、平釜(ヒラガマ)よりは粒が大きい。

平釜【ひらがま】

平たくて浅い釜。
製塩法の一つ。
開放された平たい釜に濃い塩水を入れ、下から熱して塩の粒を作るもの。

鍔釜【つばがま】

[料]はがま(羽釜、歯釜)

釜揚げ【かまあげ】

[食]釜揚げ饂飩(ウドン)の略称。
[食]シラス(白子)を塩水で茹(ユ)でたままのもの。しらすぼし(しらす干し、白子干し、白子乾し)。

文字コード

「釜」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

「釜」の文字コード一覧
Unicode 1 U+91DC
JISX0213 1-19-88
戸籍統一文字番号 2 455820
住基ネット統一文字 J+B567

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

「釜」の検字番号一覧
書籍 出版社 検字番号
角川大字源3 角川書店
新大字典4 講談社
新潮日本語漢字辞典5 新潮社 13185
大漢和辞典6 7 大修館書店
大漢語林8 大修館書店

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

2010年(平成22年)11月
改定常用漢字表に掲載
文化審議会からの答申を受けて、平成22年内閣告示第ニ号の「改定常用漢字表9」に採用される。

まとめ

「釜」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。

「釜」についての総括
  1. 釜の画数 :10画
  2. 釜の部首 : 金,父
  3. 釜の読み方:フ・かま
  4. 釜の意味 :かま/密閉して米や水を加熱する器具
以上で「釜」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。

ウサタロー

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