「屈」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

屈とは、かがむ／縮む／折れ曲がるなどの意味をもつ漢字。8画の画数をもち、尸部に分類される。日本では常用漢字に定められており、中学校在学中レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『屈』の字には少なくとも、屈ケツ・ 屈クツ・ 屈まるこごまる・ 屈まるくぐまる・ 屈むかがむの5種の読み方が存在する。

意味

1. かがむ。縮む。折れ曲がる。対義語：伸「屈曲・屈指・屈伸・屈折」
2. かがまる。曲がったまま。伸びない。「鬱屈(うっくつ)・窮屈・退屈・卑屈・偏屈」
3. くじける。従う。服従する「屈辱・屈服・不屈」
4. 芯が強い。類義語：倔「屈起・屈強」
5. 詰まる場所。類義語：窟「理屈」

熟語

四字熟語

「屈」の漢字を語中にもつ四字熟語を表にまとめる。

座屈【ざくつ】

[英語]buckling

屈原【くつげん】

[中国語]QuYuan

屈／屈み【こごみ】

かがむこと。
[植]クサソテツ(草蘇鉄)の別称。
くさそてつ(クサソテツ、草蘇鉄)
[植]([英語]fiddlehrhead)クサソテツの若芽。

草屈【くさかまり】

[古]戦場で、敵陣の様子をうかがう忍びの者。
「忍び物見」、「伏せかまり」、「くさ(草)」、「らっぱ(乱波、亂波)」、「すっぱ(透波、素っ破、水波)」とも呼ぶ。かまり(かまり、屈り)、かんじゃ(間者)、うかみ(斥候、窺見、候、間諜)。

弟子屈【てしかが】

[Romaji]Teshikaga

てしかがちょう(弟子屈町)
[古][交]てしかがえき(弟子屈駅)
。

文字コード

「屈」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

まとめ

「屈」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。