「怪」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

怪とは、あやしい／疑わしい／信用できない／不思議に思うなどの意味をもつ漢字。8画の画数をもち、心部に分類される。日本では常用漢字に定められており、中学校卒業レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『怪』の字には少なくとも、怪ケ・ 怪カイ・ 怪しむあやしむ・ 怪しいあやしいの4種の読み方が存在する。

意味

1. あやしい。疑わしい。信用できない。不思議に思う。「怪傑・怪死・怪盗・怪火・怪文・奇怪」
2. 大変優れている。並外れている。普通の程度を超えている。 「怪童・怪力・怪腕・怪傑」
3. あやしいもの。化け物。幽霊。もののけ。祟り。「怪談・怪物・幻怪・妖怪」

熟語

四字熟語

「怪」の漢字を語中にもつ四字熟語を表にまとめる。

怪訝【けげん】

[Romaji]kegen、[中国語]guaiya

あやしみ(怪しみ)、いぶかる(訝る)さま。理由や訳がわからず、納得(ナットク)できないようす。
怪訝な顔
。

ケガ／怪我【けが】

[英語]injury／wound

注意一秒、怪我一生
。

物の怪／物の気【もののけ】

物の怪から身を守る法：おんぎょうほう(隠形法)心の中の物の怪：参照あんき(暗鬼)
。

怪人【かいじん】

正体不明のあやしい人物。
「怪人物」とも呼ぶ。
。

怪談【かいだん】

[英語]ghoststory

日本ではゾッとするから涼しくなるとして、夏に語られることが多い。ひゃくものがたり(百物語)、おばけやしき(お化け屋敷)。
。

文字コード

「怪」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

まとめ

「怪」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。