挫とは、くだける/へし折る/折れて痛めるなどの意味をもつ漢字。10画の画数をもち、手部に分類される。日本では常用漢字に定められており、高校卒業/大学/一般レベルの漢字とされる。
| 字体 | 挫 | |
|---|---|---|
| 読み | 音読み | ザ 《外》サ 《外》シャ | 
| 訓読み | 《外》くじ(く) 《外》くじ(ける) | |
| 部首 | 手部 | |
| 画数 | 総画数 | 10画 | 
| 部首内画数 | 手部7画 | |
| 国語施策 | 常用漢字 | |
| JIS漢字水準 | JIS第1水準 | |
| 漢字検定 | 漢検2級 | |
書き方・読み方
書き方

読み方
『挫』の字には少なくとも、挫・ 挫・ 挫・ 挫ける・ 挫くの5種の読み方が存在する。
意味
熟語
四字熟語
「挫」の漢字を語中にもつ四字熟語を表にまとめる。
| 抑揚頓挫 | 
挫滅【ざめつ】
[英語]crush
[医]衝撃・圧迫など外部からの強いダメージ(損害)で、内部の組織が潰滅(カイメツ)すること。ざしょう(挫傷)。挫滅傷(crushinjury)
。
挫傷【ざしょう】
[羅]contusio、[英語]contusion
[医]打撲(ダボク)・転倒などで、皮下組織や深部の軟組織が損傷すること。鈍性の外力作用のため、直接受けた皮膚表面には損傷がないものの、内部の組織が損傷しているもの。
打ち身([英語]bruise)・捻挫(ネンザ)([英語]sprain)など。
挫滅症候群【ざめつしょうこうぐん】
[英語]crushsyndrome
[病]くらっしゅしんどろーむ(クラッシュシンドローム、クラッシュ・シンドローム)。
文字コード
「挫」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する
| Unicode 1 | U+632B | 
|---|---|
| JISX0213 | 1-26-35 | 
| 戸籍統一文字番号 2 | 135920 | 
| 住基ネット統一文字 | J+632B | 
文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。
検字番号
検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。
| 書籍 | 出版社 | 検字番号 | 
|---|---|---|
| 角川大字源3 | 角川書店 | 3359 | 
| 新大字典4 | 講談社 | 5558 | 
| 新潮日本語漢字辞典5 | 新潮社 | 4061 | 
| 大漢和辞典6 7 | 大修館書店 | 12087 | 
| 大漢語林8 | 大修館書店 | 3975 | 
辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。
国語施策
まとめ
「挫」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。
「挫」についての総括
- 挫の画数 :10画
- 挫の部首 : 手
- 挫の読み方:シャ・ザ・サ・くじける・くじく
- 挫の意味 :くだける/へし折る/折れて痛める
以上で「挫」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。
 ウサタロー
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