施とは、しく/おこなう/広く行き渡らせるなどの意味をもつ漢字。9画の画数をもち、方部に分類される。日本では常用漢字に定められており、中学校卒業レベルの漢字とされる。
字体 | 施 | |
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読み | 音読み | シ 《外》イ 《高》セ |
訓読み | ほどこ(す) 《外》し(く) |
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部首 | 方部 | |
画数 | 総画数 | 9画 |
部首内画数 | 方部5画 | |
国語施策 | 常用漢字 | |
JIS漢字水準 | JIS第1水準 | |
漢字検定 | 漢検3級 | |
日本語能力検定 | JLPT N1 |
書き方・読み方
書き方
読み方
『施』の字には少なくとも、施・ 施・ 施・ 施す・ 施くの5種の読み方が存在する。
意味
熟語
四字熟語
「施」の漢字を語中にもつ四字熟語2種を表にまとめる。
雲行雨施 | 博施済衆 |
財施【ざいせ】
[仏]法施(ホウセ)・無畏施(ムイセ)とともに三施の一つ。
金品を提供する物質的な布施(フセ)。
。
身施【しんせ】
[仏]社会奉仕などのからだで行なう布施(フセ)。
。
心施【しんせ】
[仏]思いやり深くする布施(フセ)。
。
施薬【せやく】
治療の薬を無料で与えること。また、その薬。
施薬院
。
布施村【ふせむら】
[Romaji]FuseMura
[古]島根県北部、隠岐郡(オキグン)にあった村。2004年(平成16年)10月1日西郷町(サイゴウチョウ)・布施村・五箇村(ゴカムラ)・都万村(ツマムラ)が合併して隠岐の島町(オキノシマチョウ)を発足。。
文字コード
「施」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する
Unicode 1 | U+65BD |
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JISX0213 | 1-27-60 |
戸籍統一文字番号 2 | 153010 |
住基ネット統一文字 | J+65BD |
文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。
検字番号
検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。
書籍 | 出版社 | 検字番号 |
---|---|---|
角川大字源3 | 角川書店 | 3764 |
新大字典4 | 講談社 | 6301 |
新潮日本語漢字辞典5 | 新潮社 | 4484 |
大漢和辞典6 7 | 大修館書店 | 13629 |
大漢語林8 | 大修館書店 | 4375 |
辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。
国語施策
1946年(昭和21年)11月
当用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和21年内閣告示第三十二号の「当用漢字表」に採用される。
1981年(昭和56年)10月
常用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和56年内閣告示第一号の「常用漢字表」に採用される。
まとめ
「施」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。
「施」についての総括
- 施の画数 :9画
- 施の部首 : 方
- 施の読み方:セ・シ・イ・ほどこす・しく
- 施の意味 :しく/おこなう/広く行き渡らせる
以上で「施」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。
ウサタロー
おねがい
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