「現」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

現とは、あらわれる／あらわす／見えないものが見えてくるなどの意味をもつ漢字。11画の画数をもち、玉部に分類される。日本では教育漢字、常用漢字に定められており、小学校5年生修了レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『現』の字には少なくとも、現ゲン・ 現ケン・ 現うつつ・ 現れるあらわれる・ 現すあらわすの5種の読み方が存在する。

意味

1. あらわれる。あらわす。見えないものが見えてくる。「現出・現然・現像・具現・顕現・権現(ごんげん)・再現・実現・出現・体現・表現」
2. 実際の。目の前の。今の。今ある。「現行・現況・現今・現在・現実・現状・現職・現存・現世・現代・現地・現任・現物」
3. うつつ。正気。覚醒している。対義語：夢「夢現・現を抜かす」

熟語

四字熟語

「現」の漢字を語中にもつ四字熟語を表にまとめる。

現【あら】

[接頭辞]世に現れている。目に見える。
現人神(アラヒトガミ)
。

現世【げんぜ】

[仏]げんせ(現世)
。

現世【げんせ】

[仏]三世(サンゼ)の一つ、生きているこの世界。
前世(ゼンセ)の次、来世(ライセ)の前の世界。
「げんぜ(現世)」、「今生(コンジョウ)」とも呼ぶ。

現国【げんこく】

[教](高等学校の)国語の一教科「現代国語」の略称。
。

権現【ごんげん】

ごんげ(権化)
[国]神仏習合の本地垂迹説(ホンジスイジャクセツ)で、仏が日本の神の姿を借りて現れること。またその化身の神。
仏・菩薩(ボサツ)に擬して用いる神の尊号。

文字コード

「現」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

まとめ

「現」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。