「聞」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

聞とは、きく／きこえる／声や話が耳に入る／知るなどの意味をもつ漢字。14画の画数をもち、耳部に分類される。日本では教育漢字、常用漢字に定められており、小学校2年生修了レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『聞』の字には少なくとも、聞モン・ 聞ブン・ 聞こえるきこえる・ 聞くきくの4種の読み方が存在する。

意味

1. きく。きこえる。声や話が耳に入る。知る。類義語：聴
   • ブン。「聞知・寡聞・外聞・見聞・他聞・伝聞・内聞・博聞・百聞」
   • モン。「声聞(しょうもん)・奏聞・相聞・聴聞・前代未聞」
2. 風の噂。うわさ話。評判。
   • ブン。「異聞・旧聞・醜聞・新聞・風聞・余聞」
   • モン。「名聞(みょうもん)」
3. 鼻で匂いを嗅ぐ。
   • ブン。モン。「聞香」

熟語

四字熟語

「聞」の漢字を語中にもつ四字熟語4種を表にまとめる。

多聞【たもん】

[仏]聞くことに優(スグ)れていること。
[仏]多聞天の略。毘沙門天(ビシャモンテン)の別称。

仄聞【そくぶん】

仄(ホノ)かに聞くこと。噂(ウワサ)などで、少し耳にすること。
噂などが、どこからともなく耳に入ってくること。

新聞【しんぶん】

[通]紙名などでは「クロニクル([英語]chronicle)」とも呼ぶ。
教育：えぬあいいー(ＮＩＥ)
英語；ニューズペーパー(newspaper)／ニュースペーパー。
ドイツ語：ツァイトゥング(Zeitung)。

側聞【そくぶん】

人づてに、少し耳にすること。間接的に少し聞くこと。
そくぶん(仄聞)
。

百聞【ひゃくぶん】

何度も聞くこと。ひゃくぶんはいっけんにしかず(百聞は一見に如かず)。
。

文字コード

「聞」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

まとめ

「聞」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。