「剌」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

剌とは、さす／鋭く尖った物で突き立てるなどの意味をもつ漢字。9画の画数をもち、刀部に分類される。日本では大学もしくは一般レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『剌』の字には少なくとも、剌ラツ・ 剌シ・ 剌るもとる・ 剌くそむくの4種の読み方が存在する。

意味

1. さす。鋭く尖った物で突き立てる。対義語：抜
   • シ。「剌客(しかく)・剌激・剌殺・剌繡(ししゅう)・剌絡(しらく)」
   • さ(す)。「剌身(さしみ)・串剌(くしざし)」
2. とげ。棘。針。また、細長くて固いもの。類義語：朿
   • シ。「棘剌(きょくし)・有剌鉄線」
3. そしる。なじる。対象の欠陥を非難・批評する。
   • シ。「風剌」
4. なふだ。
   • シ。「名剌・通剌」

熟語

四字熟語

「剌」の漢字を語中にもつ四字熟語を表にまとめる。

蘇門答剌【そもたら】

すもたら(蘇門答剌、寸門陀羅)

。

ホラズム／花剌子模【ほらずむ】

Khorezm／Khwarazm

蘇門答剌／寸門陀羅【すもたら】

スマトラから渡来した香木。
「そもたら(蘇門答剌)」とも呼ぶ。きどころ(木所)。

ベラドンナ／別剌敦那【べらどんな】

[伊]belladonna、[学名]Atropabelladonna

文字コード

「剌」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

まとめ

「剌」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。