「酌」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

とは、酒をくむ/酒を杯に注ぐ/酒盛りをするなどの意味をもつ漢字。10画の画数をもち、酉部に分類される。日本では常用漢字に定められており、高校在学中レベルの漢字とされる。

漢字「酌」
字体
読み 音読み シャク
訓読み 《高》()
部首 酉部
画数 総画数 10画
部首内画数 酉部3画
国語施策 常用漢字
JIS漢字水準 JIS第1水準
漢字検定 漢検準2級
日本語能力検定 JLPT N1

書き方・読み方

書き方

酌_書き方
酌の書き順【筆順】

読み方

』の字には少なくとも、シャク酌むくむの2種の読み方が存在する。

意味

  1. をくむ。ぐ。酒盛りをする。「酌飲・酌婦・浅酌・手酌(てじゃく)・独酌・晩酌」
  2. の事情をくみとる。手加減をする。「酌量・参酌・斟酌(しんしゃく)・媒酌」

熟語

四字熟語

「酌」の漢字を語中にもつ四字熟語2種を表にまとめる。

「酌」が入る四字熟語
情状酌量じょうじょうしゃくりょう 浅酌低唱せんしゃくていしょう

お酌/御酌【おしゃく】

「酌」の丁寧な言い方。
(相手の)杯(サカズキ)に酒をつぐこと。・
(転じて)酌をする女。

御酌/雛妓【おしゃく】

はんぎょく(半玉)

文字コード

「酌」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

「酌」の文字コード一覧
Unicode 1 U+914C
JISX0213 1-28-64
戸籍統一文字番号 2 451580
住基ネット統一文字 J+914C

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

「酌」の検字番号一覧
書籍 出版社 検字番号
角川大字源3 角川書店 10393
新大字典4 講談社 17514
新潮日本語漢字辞典5 新潮社 13076
大漢和辞典6 7 大修館書店
大漢語林8 大修館書店 11794

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

1981年(昭和56年)10月
常用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和56年内閣告示第一号の「常用漢字表」に採用される。
2010年(平成22年)11月
改定常用漢字表に掲載
文化審議会からの答申を受けて、平成22年内閣告示第ニ号の「改定常用漢字表9」に採用される。

まとめ

「酌」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。

「酌」についての総括
  1. 酌の画数 :10画
  2. 酌の部首 : 酉
  3. 酌の読み方:シャク・くむ
  4. 酌の意味 :酒をくむ/酒を杯に注ぐ/酒盛りをする
以上で「酌」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。

ウサタロー

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