「回」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

回とは、まわす／まわる／巡らすなどの意味をもつ漢字。6画の画数をもち、囗部に分類される。日本では教育漢字、常用漢字に定められており、小学校2年生修了レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『回』の字には少なくとも、回カイ・ 回エ・ 回ウイ・ 回らすめぐらす・ 回るまわる・ 回すまわすの6種の読み方が存在する。

意味

1. まわす。まわる。巡らす。類義語：廻「回覧・回読・回状・回転・回遊・周回・低回・転回・迂回・旋回」
2. かえる。もとに戻す。「回収・回生・回答・回復・奪回・挽回・撤回」
3. 過去を振り返る。「回顧・回想」
4. ひとまわり。起こった数。度数。「回忌・回数・初回・数回・前回・今回・毎回・次回」
5. 年。関西の大学における在籍年数。「一回生・四回生」

熟語

四字熟語

「回」の漢字を語中にもつ四字熟語8種を表にまとめる。

回【かい】

[医]脳回の略称。
のうかい(脳回)
。

回路【かいろ】

[英語]circuit、[ドイツ語]Kreis(クライス)

裾回り／裾廻り【すそまわり】

[服]けまわし(蹴回し、蹴廻し)
。

回天【かいてん】

時勢を一変させること。
[歴][軍]太平洋戦争末期、日本軍が開発した特別攻撃兵器。人間魚雷。

回向／廻向【えこう】

[仏]本来自分が受けるべき功徳(クドク)を他へふり向けること。くよう(供養)。
死者の霊前で読経(ドキョウ)することを「回向」と呼ぶのは、読経によって自分が受ける功徳を死者にふり向け成仏(ジョウブツ)を助けることから。

文字コード

「回」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

まとめ

「回」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。