「報」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

報とは、しらせる／知らせ／告げるなどの意味をもつ漢字。12画の画数をもち、土部に分類される。日本では教育漢字、常用漢字に定められており、小学校5年生修了レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『報』の字には少なくとも、報ホウ・ 報フ・ 報いるむくいる・ 報せるしらせるの4種の読み方が存在する。

意味

1. しらせる。知らせ。告げる。「報告・報道・会報・官報・吉報・凶報・警報・月報・広報・時報・週報・情報・速報・通報・電報・日報・予報・朗報」
2. むくいる。お返しをする。「報恩・報国・報謝・報酬・報償・報徳・報復・応報・果報・業報(ごうほう)・返報」

熟語

四字熟語

「報」の漢字を語中にもつ四字熟語7種を表にまとめる。

訃報【ふほう】

死んだという知らせ。
「訃告(フコク)」、「訃音(フイン)」、「訃信(フシン)」とも呼ぶ。
。

報国【ほうこく】

国家の恩に報いること。
国家ために力をつくすこと。
尽忠報国
[歴][軍]昭和初期、海軍に献納された軍用機の機名。

電報【でんぽう】

[英語]telegram(テレグラム)

民報【みんぽう】

民間の新聞。
主に新聞の名に使われる。
[歴]([中国語]Minbao)中国革命同盟会が東京で刊行した月間機関紙。

産報【さんぽう】

[歴]大日本産業報国会の略称。
だいにっぽんさんぎょうほうこくかい(大日本産業報国会)
[歴]産業報国会の略称。
さんぎょうほうこくかい(産業報国会)
。

文字コード

「報」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

まとめ

「報」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。