「乱」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

乱とは、世が治まらない／戦争などの意味をもつ漢字。7画の画数をもち、乙部に分類される。日本では教育漢字、常用漢字に定められており、小学校6年生修了レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『乱』の字には少なくとも、乱ロン・ 乱ラン・ 乱れるみだれる・ 乱りにみだりに・ 乱すみだすの5種の読み方が存在する。

意味

1. 世が治まらない。戦争。「応仁の乱・島原の乱・磐井の乱」
2. みだれる。みだす。みだりに。物事の筋道がきまらない。秩序が立たない。「乱雲・乱逆・乱臣・乱戦・乱立・乱行・乱心・乱倫・乱暴・乱雑・乱麻・乱舞・乱筆・攪乱(かくらん)・狂乱・紊乱(びんらん)・惑乱・混乱・紛乱・散乱・胡乱(うろん)・錯乱・酒乱・淫乱(いんらん)・一心不乱」

熟語

四字熟語

「乱」の漢字を語中にもつ四字熟語8種を表にまとめる。

胡乱【うろん】

[中国語]huluan

正しい方法に従わないで、でたらめに行なうこと。乱雑であること。いいかげんであること。

乱視【らんし】

[英語]astigmatism

乱数【らんすう】

[英語]randomnumbers

紊乱【びんらん】

法律用語では「ぶんらん」と読むこともある。
。

萩の乱【はぎのらん】

[歴]1876年(明治9年)10月28日山口県萩に起った内乱。
維新政府に不満を抱いた前参議前原一誠(イッセイ)ら不平士族が挙兵し、県庁を襲い、山陰道から中央に出ようとしたが、政府軍に平定された。
前原らは死刑。

文字コード

「乱」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

まとめ

「乱」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。