異体字「作」については「作(漢字)」をご覧ください。
做とは、つくる/つくり出すなどの意味をもつ漢字。11画の画数をもち、人部に分類される。日本では大学もしくは一般レベルの漢字とされる。
字体 | 做 | |
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読み | 音読み | サ サク |
訓読み | な(す) | |
部首 | 人部 | |
画数 | 総画数 | 11画 |
部首内画数 | 人部9画 | |
JIS漢字水準 | JIS第2水準 | |
漢字検定 | 漢検1級 |
字体 | 作 |
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画数 | 7画 |
Unicode | U+4F5C |
JISX0213 | 1-26-78 |
書き方・読み方
書き方
読み方
『做』の字には少なくとも、做・ 做・ 做すの3種の読み方が存在する。
意味
- つくる。つくり出す。「做詞・做者・做成・做品・做文・工做・試做・製做・創做」
- つくられた物。「遺做・傑做・拙做・著做・名做」
- 耕す。農耕する。農做物の出来。「耕做・間做・米做・豊做」
- なす。なる。行う。振る舞い。「做為・做業・做法・做用・所做・操做・造做・動做・無造做」
- おこす。盛んにする。「做興・振做」
- おこる。発生する。「発做(ほっさ)」
- 「美做(みまさか)国」の略称。「做州」
熟語
見做す/看做す【みなす】
見てそれと仮に定める。
見届(ミトド)ける。見極(ミキワ)める。
文字コード
「做」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する
Unicode 1 | U+505A |
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JISX0213 | 1-48-86 |
戸籍統一文字番号 2 | 010070 |
住基ネット統一文字 | J+505A |
文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。
検字番号
検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。
書籍 | 出版社 | 検字番号 |
---|---|---|
角川大字源3 | 角川書店 | 372 |
新大字典4 | 講談社 | 637 |
新潮日本語漢字辞典5 | 新潮社 | 479 |
大漢和辞典6 7 | 大修館書店 | 861 |
大漢語林8 | 大修館書店 | 475 |
辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。
国語施策
1946年(昭和21年)11月
当用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和21年内閣告示第三十二号の「当用漢字表」に採用される。
1958年(昭和33年)
学年別漢字配当表(昭和33年)に掲載
昭和36年度より実施される、小学校学習指導要領(文部省)の付録「学年別漢字配当表」に
第2学年の配当漢字として公示される。
第2学年の配当漢字として公示される。
1977年(昭和52年)
学年別漢字配当表(昭和52年)に掲載
昭和55年度より実施される、小学校学習指導要領(文部省)の付録「学年別漢字配当表」に
第2学年の配当漢字として公示される。
第2学年の配当漢字として公示される。
1981年(昭和56年)10月
常用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和56年内閣告示第一号の「常用漢字表」に採用される。
2017年(平成29年)
学年別漢字配当表(平成29年)に掲載
令和2年度より実施される、小学校学習指導要領(文部科学省)の別表「学年別漢字配当表」に
第2学年の配当漢字として公示される。
第2学年の配当漢字として公示される。
まとめ
「做」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。
「做」についての総括
- 做の画数 :11画
- 做の部首 : 人
- 做の読み方:サク・サ・なす
- 做の意味 :つくる/つくり出す
以上で「做」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。
ウサタロー
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