儀とは、型ができあがった作法/礼法/決まり/のりなどの意味をもつ漢字。15画の画数をもち、人部に分類される。日本では常用漢字に定められており、中学校在学中レベルの漢字とされる。
字体 | 儀 | |
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読み | 音読み | ギ |
訓読み | 《外》のり 《外》よ(い) |
|
部首 | 人部 | |
画数 | 総画数 | 15画 |
部首内画数 | 人部13画 | |
国語施策 | 常用漢字 | |
JIS漢字水準 | JIS第1水準 | |
漢字検定 | 漢検4級 | |
日本語能力検定 | JLPT N1 |
書き方・読み方
書き方
読み方
『儀』の字には少なくとも、儀・ 儀い・ 儀の3種の読み方が存在する。
意味
- 型ができあがった作法。礼法。決まり。のり。「儀式・儀典・儀法・儀礼・行儀・律儀・流儀・礼儀」
- 従うべき手本。模範。規範。「儀刑・儀範・儀表」
- 模型。かたどったもの。「経緯儀・渾天儀(こんてんぎ)・水準儀・赤道儀・測距儀・地球儀」
- こと。事柄。事。「公儀・仕儀・難儀・別儀・余儀」
熟語
儀軌【ぎき】
規則・法則。規範・儀範。儀法。
渾儀【こんぎ】
[中国語]hunyi
[天]こんてんぎ(渾天儀)。
公儀【こうぎ】
幕府。
。
地動儀【ちどうぎ】
[英語]seismograph
参照じしんけい(地震計)
。
視距儀【しきょぎ】
[英語]tachymeter
比較的簡単に距離や高差を測定する器械・装置。
接眼部に等間隔の横線をもつ経緯儀(ケイギギ)(トランシット)を用い、ある一定の長さの目標の視角を測定し、そのはさむ角度の大きさから計算によって距離を求める。
「スタジア測量器」、「スタディアメーター(stadiameter)」、「タキメーター」とも呼ぶ。
文字コード
「儀」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する
Unicode 1 | U+5100 |
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JISX0213 | 1-21-23 |
戸籍統一文字番号 2 | 013610 |
住基ネット統一文字 | J+5100 |
文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。
検字番号
検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。
書籍 | 出版社 | 検字番号 |
---|---|---|
角川大字源3 | 角川書店 | 466 |
新大字典4 | 講談社 | 775 |
新潮日本語漢字辞典5 | 新潮社 | 594 |
大漢和辞典6 7 | 大修館書店 | 1172 |
大漢語林8 | 大修館書店 | 604 |
辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。
国語施策
1946年(昭和21年)11月
当用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和21年内閣告示第三十二号の「当用漢字表」に採用される。
1981年(昭和56年)10月
常用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和56年内閣告示第一号の「常用漢字表」に採用される。
まとめ
「儀」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。
「儀」についての総括
- 儀の画数 :15画
- 儀の部首 : 人
- 儀の読み方:ギ・よい・のり
- 儀の意味 :型ができあがった作法/礼法/決まり/のり
以上で「儀」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。
ウサタロー
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