「剰」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

剰とは、あまる／あます／多くて残る／余りなどの意味をもつ漢字。11画の画数をもち、刀部に分類される。日本では常用漢字に定められており、高校在学中レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『剰』の字には少なくとも、剰ジョウ・ 剰えあまつさえ・ 剰るあまる・ 剰すあますの4種の読み方が存在する。

意味

1. あまる。あます。多くて残る。余り。「剰員・剰余・過剰・余剰」
2. あまつさえ。更に。その上。おまけに。「剰え」
3. 《中国》行き遅れた人。「剰女・剰男」

熟語

四字熟語

「剰」の漢字を語中にもつ四字熟語を表にまとめる。

余剰【よじょう】

余(アマ)り。残(ノコ)り。
とくに必要な分を差し引いた残り。

余剰胚【よじょうはい】

[医]不妊治療で使われず廃棄される受精した胚。
ヒトＥＳ細胞に利用されている。じんこうじゅせい(人工受精、人工授精)、いーえすさいぼう(ＥＳ細胞)。

文字コード

「剰」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

まとめ

「剰」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。