「収」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

収とは、おさめる／集める／受け入れるなどの意味をもつ漢字。4画の画数をもち、又部に分類される。日本では教育漢字、常用漢字に定められており、小学校6年生修了レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『収』の字には少なくとも、収シュウ・ 収めるおさめる・ 収まるおさまるの3種の読み方が存在する。

意味

1. おさめる。集める。受け入れる。「収益・収穫・収拾・収蔵・収入・収得・収納・収斂(しゅうれん)・収録・収賄・回収・月収・査収・増収・徴収・年収・没収・領収」
2. おさまる。縮む。縮まる。「収縮・収束」
3. 捉える。捕まえる。「収監」

熟語

四字熟語

「収」の漢字を語中にもつ四字熟語2種を表にまとめる。

没収【もっしゅ】

[歴]中世、幕府または領主が、不法を行なった者の領地などを取り上げる刑罰。
重罪を犯したり、主人の命令にそむいたりした際に、当人や縁坐者の地位・所領・邸宅・財産などを没収(ボッシュウ)したこと。
「もっしゅう(没収)」とも呼ぶ。

没収【もっしゅう】

[歴]もっしゅ(没収)
。

収斂【しゅうれん】

縮むこと。縮めること。収縮。

西収【せいしゅう】

秋の作物の収穫。
「さいしゅう(西収)」とも呼ぶ。
⇔とうさく(東作)
「西」は五行説で「秋」の意味。

色収差【いろしゅうさ】

[英語]chromaticaberration

文字コード

「収」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

まとめ

「収」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。