喚とは、よぶ/呼び寄せる/呼びつけるなどの意味をもつ漢字。12画の画数をもち、口部に分類される。日本では常用漢字に定められており、中学校卒業レベルの漢字とされる。
字体 | 喚 | |
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読み | 音読み | カン |
訓読み | 《外》さけ(ぶ) 《外》よ(ぶ) 《外》わめ(く) |
|
部首 | 口部 | |
画数 | 総画数 | 12画 |
部首内画数 | 口部9画 | |
国語施策 | 常用漢字 | |
JIS漢字水準 | JIS第1水準 | |
漢字検定 | 漢検3級 | |
日本語能力検定 | JLPT N1 |
書き方・読み方
書き方
読み方
『喚』の字には少なくとも、喚・ 喚く・ 喚ぶ・ 喚ぶの4種の読み方が存在する。
意味
熟語
四字熟語
「喚」の漢字を語中にもつ四字熟語2種を表にまとめる。
阿鼻叫喚 | 千呼万喚 |
喚鐘【かんしょう】
[仏]仏堂内の一隅に吊るした小さい鐘。
法要などの行事の開始を知らせ、人々を呼び集めるもの。
高さ60~75センチメートル。
喚鐘釘【かんしょうくぎ】
[建]稲妻釘の別称。
いなづまくぎ(稲妻釘)
。
阿鼻叫喚【あびきょうかん】
[仏]参考あびじごく(阿鼻地獄)
。
文字コード
「喚」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する
Unicode 1 | U+559A |
---|---|
JISX0213 | 1-20-13 |
戸籍統一文字番号 2 | 045280 |
住基ネット統一文字 | J+559A |
文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。
検字番号
検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。
書籍 | 出版社 | 検字番号 |
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角川大字源3 | 角川書店 | 1268 |
新大字典4 | 講談社 | 2130 |
新潮日本語漢字辞典5 | 新潮社 | 1558 |
大漢和辞典6 7 | 大修館書店 | 3953 |
大漢語林8 | 大修館書店 | 1518 |
辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。
国語施策
1946年(昭和21年)11月
当用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和21年内閣告示第三十二号の「当用漢字表」に採用される。
1981年(昭和56年)10月
常用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和56年内閣告示第一号の「常用漢字表」に採用される。
まとめ
「喚」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。
「喚」についての総括
- 喚の画数 :12画
- 喚の部首 : 口
- 喚の読み方:カン・わめく・よぶ・さけぶ
- 喚の意味 :よぶ/呼び寄せる/呼びつける
以上で「喚」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。
ウサタロー
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