異体字「寢」については「寢(漢字)」をご覧ください。
寝とは、ねる/横になって休む/眠るため横たえるなどの意味をもつ漢字。13画の画数をもち、宀部に分類される。日本では常用漢字に定められており、中学校在学中レベルの漢字とされる。
字体 | 寝 | |
---|---|---|
読み | 音読み | シン |
訓読み | ね(かす) ね(る) 《外》みたまや 《外》みにく(い) 《外》や(める) |
|
部首 | 宀部 | |
画数 | 総画数 | 13画 |
部首内画数 | 宀部10画 | |
国語施策 | 常用漢字 | |
JIS漢字水準 | JIS第1水準 | |
漢字検定 | 漢検4級 | |
日本語能力検定 | JLPT N3 |
字体 | 寢 |
---|---|
画数 | 14画 |
Unicode | U+5BE2 |
JISX0213 | 1-53-74 |
書き方・読み方
書き方
読み方
『寝』の字には少なくとも、寝・ 寝める・ 寝い・ 寝・ 寝る・ 寝かすの6種の読み方が存在する。
意味
熟語
四字熟語
「寝」の漢字を語中にもつ四字熟語を表にまとめる。
廃寝忘食 |
昼寝【ひるね】
昼間や午後に少しの間、眠ること。
「午睡(ゴスイ)」、「華胥(カショ)」、「華胥の夢」とも呼ぶ。しえすた(シエスタ)、かしょ(華胥)。
寝言【ねごと】
眠っている間に無意識に発する言葉。
(転じて)意味をなさない言葉・たわごと(戯言)。
寝言は寝て言え:(ケンカなどで)相手の言った内容をバカにして言い返す言葉。
旅寝【たびね】
旅行先で寝ること。
「旅枕(タビマクラ)」とも呼ぶ。
旅先の野宿:[1]くさまくら(草枕)
。
寝台【しんだい】
[英語]bed
寝るために用いる台。
「ベッド」とも呼ぶ。ぷろくるすてすのしんだい(プロクルステスの寝台)。
寝る魂【ぬるたま】
[古]夢の別称。
ゆめ(夢)
。
文字コード
「寝」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する
Unicode 1 | U+5BDD |
---|---|
JISX0213 | 1-31-18 |
戸籍統一文字番号 2 | 082690 |
住基ネット統一文字 | J+5BDD |
文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。
検字番号
検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。
書籍 | 出版社 | 検字番号 |
---|---|---|
角川大字源3 | 角川書店 | 2099 |
新大字典4 | 講談社 | 3543 |
新潮日本語漢字辞典5 | 新潮社 | 2610 |
大漢和辞典6 7 | 大修館書店 | 7278’ |
大漢語林8 | 大修館書店 | 2564 |
辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。
国語施策
1946年(昭和21年)11月
当用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和21年内閣告示第三十二号の「当用漢字表」に採用される。
1981年(昭和56年)10月
常用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和56年内閣告示第一号の「常用漢字表」に採用される。
まとめ
「寝」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。
「寝」についての総括
- 寝の画数 :13画
- 寝の部首 : 宀
- 寝の読み方:シン・やめる・みにくい・みたまや・ねる・ねかす
- 寝の意味 :ねる/横になって休む/眠るため横たえる
以上で「寝」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。
ウサタロー
おねがい
誤字/脱字/間違い/その他ミスを見つけた方は、お問合せまでご連絡のほど宜しくお願いします。