「横」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

横とは、よこ／左右、東西の方向などの意味をもつ漢字。15画の画数をもち、木部に分類される。日本では教育漢字、常用漢字に定められており、小学校3年生修了レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『横』の字には少なくとも、横コウ・ 横オウ・ 横たわるよこたわる・ 横よこの4種の読み方が存在する。

意味

1. よこ。左右、東西の方向。類義語：衡 対義語：縦・従「縦横・横断」
2. よこたわる。よこたえる。よこになる。「横臥(おうが)・横転」
3. よこしま。不正。道理に合わないこと。「専横・横着・横暴・横領・横行・横死・横逆」
4. 思いがけない。不慮。普通でない。「横禍・横死」
5. 溢れる。盛ん。満ちる。「横溢(おういつ)」
6. 筆形の一つ。横画。
7. 横糸の略称。

横の用法：プロ野球球団

プロ野球球団【ぷろやきゅうきゅうだん】とは、日本野球機構のプロ野球チーム名とそれに該当する略字と俗字。試合日程や試合結果の告知で用いられる。

※「セ」＝セントラル・リーグ。「パ」＝パシフィック・リーグ。

横の用法：筆形

筆形【ひっけい】とは、中国で漢字の筆画を構成する最小要素。CJK Stroke[ref]CJK Strokes – Cord Charts | The Unicode Consortium[/ref]では、12種の筆形およびその組み合わせで筆画が登録されている。

熟語

四字熟語

「横」の漢字を語中にもつ四字熟語5種を表にまとめる。

横矢【よこや】

敵の側面から射る矢。
敵の側面から矢を射ること。
。

横瀬【よこぜ】

[Romaji]Yokoze

よこぜまち(横瀬町)
[交]よこぜえき(横瀬駅)
。

横座【よこざ】

土間(ドマ)から見て囲炉裏(イロリ)の正面奥にある、一家の主人の座る座席。
「亭主座」とも呼ぶ。
土間から見てタタミ(畳)または敷物が横向きに敷かれていることから。

横目【よこめ】

顔の向きを変えず、眼球を動かして横を見ること。また、その目つき。
ちょっと見ただけで問題としないこと。

横槌【よこづち】

槌の一種。
丸木の一端を細く削って柄(エ)にしたもの。
頭部の側面で砧(キヌタ)やワラ(藁)などを打ち軟らかくする。

文字コード

「横」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

まとめ

「横」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。