「嫁」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

嫁とは、よめ／息子の妻などの意味をもつ漢字。13画の画数をもち、女部に分類される。日本では常用漢字に定められており、中学校卒業レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『嫁』の字には少なくとも、嫁ケ・ 嫁カ・ 嫁よめ・ 嫁ぐとつぐの4種の読み方が存在する。

意味

1. よめ。息子の妻。対義語：娶
   • カ。「許嫁(きょか)(いいなずけ)」
   • よめ。「鬼嫁」
2. とつぐ。よめに行く。「降嫁・婚嫁・再嫁」
3. 罪や責任を人になする。擦り付ける。「転嫁」

熟語

四字熟語

「嫁」の漢字を語中にもつ四字熟語を表にまとめる。

嫁【よめ】

息子の妻。
川柳：「六阿弥陀(ロクアミダ)／嫁の噂(ウワサ)の／捨て処」。
(主に関西で)自分の妻。

花嫁【はなよめ】

[英語]bride

六月の花嫁：じゅーんぶらいど(ジューンブライド、ジューン・ブライド)

ヨーロッパの言い伝え

結婚式の際に花嫁が身に着けていると幸せになれるという四つのもの(SomethingFour)。
純潔を表す青い物(Somethingblue)。
白く新しい物(SomethingNew)。

花嫁【はなよめ】

[楽]北山修作詞、端田宣彦作曲の歌謡曲。
歌ははしだのりひことクライマックス。1971年(昭和46年)。

嫁ぎ鳥【とつぎどり】

[鳥]セキレイの異名。
せきれい(セキレイ、鶺鴒)
。

兄嫁／嫂【あによめ】

兄の妻。れびれいと(レビレイト)。
。

文字コード

「嫁」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

「嫁」の文字コード一覧

Unicode 1	U+5AC1
JISX0213	1-18-39
戸籍統一文字番号 2	075250
住基ネット統一文字	J+5AC1

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

「嫁」の検字番号一覧

書籍	出版社	検字番号
角川大字源3	角川書店	1937
新大字典4	講談社
新潮日本語漢字辞典5	新潮社	2404
大漢和辞典6 7	大修館書店	6602
大漢語林8	大修館書店	2368

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

1946年（昭和21年）11月

当用漢字表に掲載

国語審議会からの答申を受けて、昭和21年内閣告示第三十二号の「当用漢字表」に採用される。

1981年（昭和56年）10月

常用漢字表に掲載

国語審議会からの答申を受けて、昭和56年内閣告示第一号の「常用漢字表」に採用される。

2010年（平成22年）11月

改定常用漢字表に掲載

文化審議会からの答申を受けて、平成22年内閣告示第ニ号の「改定常用漢字表⁹」に採用される。

まとめ

「嫁」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。

「嫁」についての総括

1. 嫁の画数　：13画
2. 嫁の部首　： 女
3. 嫁の読み方：ケ・カ・よめ・とつぐ
4. 嫁の意味　：よめ／息子の妻

以上で「嫁」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。

ウサタロー

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