「宜」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

宜とは、よろしい／よい／場に相応しく都合が良い／ほどよいなどの意味をもつ漢字。8画の画数をもち、宀部に分類される。日本では常用漢字に定められており、高校在学中レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『宜』の字には少なくとも、宜ギ・ 宜しく…べしよろしく…べし・ 宜しいよろしい・ 宜いよい・ 宜むべの5種の読み方が存在する。

意味

1. よろしい。よい。場に相応しく都合が良い。ほどよい。「機宜・時宜・辞宜・適宜・便宜」
2. むべ。うべ。尤もである。道理にかなう。当然である。
3. よろしく～べし。～するのがよいの意。

熟語

禰宜【ねぎ】

[宗]神社の職階の一つ。神主の下、祝(ハフリ)の上。
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宜蘭【ぎらん】

[中国語]Ilan

(IlanXian)ぎらんけん(宜蘭県)
(IlanShi)ぎらんし(宜蘭市)
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宜蘭県【ぎらんけん】

[中国語]IlanXian、[英語]IlanCounty

台湾島東北部の県。
県都は宜蘭市。
イギリスの人類学者ブロニスラフ・マリノフスキー(BronislawKasparMalinowski)(1884～1942)の研究で知られる。

宜候／良候／好候【ようそろ】

[海]操船で、船が現在向いている方向のまま直進せよという指示。または、指示された方向へ直進せよという言葉。
英語では「ステディー(steady)」。

イーチャン市／宜昌市【いーちゃんし】

[中国語]YichangShi

ぎしょうし(宜昌市)
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文字コード

「宜」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

まとめ

「宜」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。