「帳」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

帳とは、とばり／垂れ幕／垂れ布／帷などの意味をもつ漢字。11画の画数をもち、巾部に分類される。日本では教育漢字、常用漢字に定められており、小学校3年生修了レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『帳』の字には少なくとも、帳チョウ・ 帳とばりの2種の読み方が存在する。

意味

1. とばり。垂れ幕。垂れ布。帷。「帳台・開帳・几帳(きちょう)・錦帳・紙帳」
2. 記録用に紙を綴じたもの。書きこむための冊子。類義語：帖「帳面・帳簿・記帳・通帳・手帳・台帳」

熟語

蚊帳／蚊屋【かや】

[英語]mosquitonet

目の粗い麻布・木綿・科布(シナヌノ)などで作る。化繊のものもある。
「かちょう(蚊帳)」とも呼ぶ。

三隅蚊帳【みすみがや】

[社]蚊帳の四隅の吊(ツ)り手の一つを外(ハズ)して三角形に吊ること。
喪のとき、死者に蚊帳を吊るとき、足の方を一つ外す風習があり、平常は不吉として忌(イ)む。
。

御帳台【みちょうだい】

たかみくら(高御座)
。

蚊帳【かちょう】

かや(蚊帳、蚊屋)
夏の季語。
。

几帳【きちょう】

昔、室内の仕切りに用いた道具。ぱーてぃしょん(パーティション)。
。

文字コード

「帳」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

まとめ

「帳」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。