弦とは、つる/弓のつる/弓に張る糸などの意味をもつ漢字。8画の画数をもち、弓部に分類される。日本では常用漢字に定められており、高校在学中レベルの漢字とされる。
字体 | 弦 | |
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読み | 音読み | ゲン 《外》ケン |
訓読み | 《高》つる | |
部首 | 弓部 | |
画数 | 総画数 | 8画 |
部首内画数 | 弓部5画 | |
国語施策 | 常用漢字 | |
JIS漢字水準 | JIS第1水準 | |
漢字検定 | 漢検準2級 | |
日本語能力検定 | JLPT N1 |
書き方・読み方
書き方
読み方
『弦』の字には少なくとも、弦・ 弦・ 弦の3種の読み方が存在する。
意味
熟語
四字熟語
「弦」の漢字を語中にもつ四字熟語2種を表にまとめる。
改弦易轍 | 詩歌管弦 |
さわり弦【さわりげん】
[英語]snares
[楽]小太鼓(snaredrum)の下面に張っている共鳴絃。「スネア」、「響線(キョウセン)」とも呼ぶ。こだいこ(小太鼓)。
弦召/弦売僧【つるめそ】
[歴]いぬじにん(犬神人)
。
一弦琴/一絃琴【いちげんきん】
[英語]monochord(モノコード)
[楽]長さ三尺六寸(約1.1メートル)の桐・杉材などの胴に一本の弦を張った撥弦(ハツゲン)楽器。右手に爪(ツメ)をはめて弾(ヒ)く。
「須磨琴(スマゴト)」、「板琴(ハンキン)」、「独絃琴」、「一つ緒(オ)」とも呼ぶ。
文字コード
「弦」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する
Unicode 1 | U+5F26 |
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JISX0213 | 1-24-25 |
戸籍統一文字番号 2 | 110270 |
住基ネット統一文字 | J+5F26 |
文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。
検字番号
検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。
書籍 | 出版社 | 検字番号 |
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角川大字源3 | 角川書店 | 2603 |
新大字典4 | 講談社 | 4545 |
新潮日本語漢字辞典5 | 新潮社 | 3256 |
大漢和辞典6 7 | 大修館書店 | 9754 |
大漢語林8 | 大修館書店 | 3147 |
辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。
国語施策
1946年(昭和21年)11月
当用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和21年内閣告示第三十二号の「当用漢字表」に採用される。
1981年(昭和56年)10月
常用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和56年内閣告示第一号の「常用漢字表」に採用される。
まとめ
「弦」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。
「弦」についての総括
- 弦の画数 :8画
- 弦の部首 : 弓
- 弦の読み方:ゲン・ケン・つる
- 弦の意味 :つる/弓のつる/弓に張る糸
以上で「弦」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。
ウサタロー
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