恩とは、恵み/感謝/慈しみ/情けをかけるなどの意味をもつ漢字。10画の画数をもち、心部に分類される。日本では教育漢字、常用漢字に定められており、小学校5年生修了レベルの漢字とされる。
字体 | 恩 | |
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読み | 音読み | オン |
訓読み | 《外》めぐ(み) | |
部首 | 心部 | |
画数 | 総画数 | 10画 |
部首内画数 | 心部6画 | |
国語施策 | 教育漢字・常用漢字 | |
JIS漢字水準 | JIS第1水準 | |
漢字検定 | 漢検6級 | |
日本語能力検定 | JLPT N1 |
書き方・読み方
書き方
読み方
『恩』の字には少なくとも、恩・ 恩みの2種の読み方が存在する。
意味
熟語
四字熟語
「恩」の漢字を語中にもつ四字熟語4種を表にまとめる。
一言芳恩 | 一飯之恩 | 報恩謝徳 |
忘恩負義 |
師恩【しおん】
師から受ける恩。先生の恩。
。
慈恩寺【じおんじ】
[中国語]Ci’enSi
[歴]中国、陝西省(ShangxiSheng)(セイセイショウ)の省都西安市(Xi’anShi)(セイアンシ)南郊外にあった寺。大雁塔のみ現存するが、やや斜傾。
「大慈恩寺」とも呼ぶ。
慈恩寺【じおんじ】
埼玉県さいたま市岩槻区にある寺。
坂東三十三所の十二番札所で、慈恩寺観音がある。
旧住所は埼玉県岩槻市。
知恩寺【ちおんじ】
京都府京都市左京区田中門前町(タナカモンゼンチョウ)にある浄土宗の大本山。山号は長徳山。浄土宗の四大本山の一つ。
智恩寺【ちおんじ】
京都府宮津市(ミヤヅシ)文殊(モンジュ)にある臨済宗妙心寺派の寺。
山号は天橋山。
通称は「切戸文殊(キリドノモンジュ)」。
文字コード
「恩」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する
Unicode 1 | U+6069 |
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JISX0213 | 1-18-24 |
戸籍統一文字番号 2 | 119620 |
住基ネット統一文字 | J+6069 |
文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。
検字番号
検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。
書籍 | 出版社 | 検字番号 |
---|---|---|
角川大字源3 | 角川書店 | 2815 |
新大字典4 | 講談社 | 4876 |
新潮日本語漢字辞典5 | 新潮社 | 3487 |
大漢和辞典6 7 | 大修館書店 | 10591 |
大漢語林8 | 大修館書店 | 3319 |
辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。
国語施策
1946年(昭和21年)11月
当用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和21年内閣告示第三十二号の「当用漢字表」に採用される。
1958年(昭和33年)
学年別漢字配当表(昭和33年)に掲載
昭和36年度より実施される、小学校学習指導要領(文部省)の付録「学年別漢字配当表」に
第5学年の配当漢字として公示される。
第5学年の配当漢字として公示される。
1977年(昭和52年)
学年別漢字配当表(昭和52年)に掲載
昭和55年度より実施される、小学校学習指導要領(文部省)の付録「学年別漢字配当表」に
第5学年の配当漢字として公示される。
第5学年の配当漢字として公示される。
1981年(昭和56年)10月
常用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和56年内閣告示第一号の「常用漢字表」に採用される。
2017年(平成29年)
学年別漢字配当表(平成29年)に掲載
令和2年度より実施される、小学校学習指導要領(文部科学省)の別表「学年別漢字配当表」に
第6学年の配当漢字として公示される。
第6学年の配当漢字として公示される。
まとめ
「恩」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。
「恩」についての総括
- 恩の画数 :10画
- 恩の部首 : 心
- 恩の読み方:オン・めぐみ
- 恩の意味 :恵み/感謝/慈しみ/情けをかける
以上で「恩」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。
ウサタロー
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