慧とは、聡い/賢い/才知が機敏に働く/気が利くなどの意味をもつ漢字。15画の画数をもち、心部に分類される。日本では人名用漢字に定められており、大学もしくは一般レベルの漢字とされる。
字体 | 慧 | |
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読み | 音読み | ケイ エ |
訓読み | かしこ(い) さと(い) |
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部首 | 心部 | |
画数 | 総画数 | 15画 |
部首内画数 | 心部11画 | |
国語施策 | 人名用漢字 | |
JIS漢字水準 | JIS第1水準 | |
漢字検定 | 漢検準1級 | |
日本語能力検定 | JLPT N1 |
書き方・読み方
書き方
読み方
『慧』の字には少なくとも、慧・ 慧・ 慧い・ 慧いの4種の読み方が存在する。
意味
熟語
四字熟語
「慧」の漢字を語中にもつ四字熟語を表にまとめる。
慧可断臂 |
慧遠【えおん】
[英語]Huiyuan
[人]中国、東晋時代の僧(334~416)。俗姓は賈氏(JiaShi)。山西省(ShangxiSheng)雁門(Yanmen)の人。
慧遠【えおん】
[英語]Huiyuan
[人]中国、北周・隋代の僧(523~592)。俗姓は李氏(LiShi)。敦煌(Dunhuang)(トンコウ)の人。大慧禅師【だいえぜんじ】
[中国語]Dahuichanshi
[人]いちぎょう(一行)。
大慧宗杲【だいえそうこう】
[中国語]DahuiZonggao
[人]だいえしゅうこう(大慧宗杲)。
大慧宗杲【だいえしゅうこう】
[中国語]DahuiZonggao
[人]中国宋代、臨済宗楊岐派の僧侶(1089~1163)。大慧の法話を侍者沖密慧然(ChongmiHuiran)が集録した、公案集『正法眼蔵(ZhengfaYanzang)』(6巻)がある。
他に『大慧語録(Yulu)』・『大慧武庫(Wuku)』などの書がある。
文字コード
「慧」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する
Unicode 1 | U+6167 |
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JISX0213 | 1-23-37 |
戸籍統一文字番号 2 | 126760 |
住基ネット統一文字 | J+6167 |
文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。
検字番号
検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。
書籍 | 出版社 | 検字番号 |
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角川大字源3 | 角川書店 | 3017 |
新大字典4 | 講談社 | 5118 |
新潮日本語漢字辞典5 | 新潮社 | 3706 |
大漢和辞典6 7 | 大修館書店 | |
大漢語林8 | 大修館書店 | 3393 |
辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。
まとめ
「慧」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。
「慧」についての総括
- 慧の画数 :15画
- 慧の部首 : 心
- 慧の読み方:ケイ・エ・さとい・かしこい
- 慧の意味 :聡い/賢い/才知が機敏に働く/気が利く
以上で「慧」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。
ウサタロー
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