播とは、広く伝える/まく/種をまくなどの意味をもつ漢字。15画の画数をもち、手部に分類される。日本では人名用漢字に定められており、大学もしくは一般レベルの漢字とされる。
字体 | 播 | |
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読み | 音読み | ハ ハン バン |
訓読み | し(く) ま(く) |
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部首 | 手部 | |
画数 | 総画数 | 15画 |
部首内画数 | 手部12画 | |
国語施策 | 人名用漢字 | |
JIS漢字水準 | JIS第1水準 | |
漢字検定 | 漢検準1級 |
書き方・読み方
書き方
読み方
『播』の字には少なくとも、播・ 播・ 播・ 播く・ 播くの5種の読み方が存在する。
意味
広く伝える/まく/種をまく
播の用法:山陽道(行政区画)
山陽道(行政区画)【さんようどう】とは、飛鳥時代以降における地域区分および行政区画の一つ。五畿七道の一道に数えられる。
現在の兵庫県南部、岡山県、広島県、山口県にまたがる地域をさす。
山陽道 | ||
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律令国名 | 州名 | 略字 |
播磨国 | 播州 | 播 |
美作国 | 作州 | 作 |
備前国 | 備州 | 備 |
備中国 | 備州 | 備 |
備後国 | 備州 | 備 |
安芸国 | 芸州 | 芸 |
周防国 | 防州周州 | 防周 |
長門国 | 長州 | 長 |
熟語
播磨【はりま】
[Romaji]Harima
[歴]旧国名。山陽道八ヶ国の一国。現在の兵庫県の西南部。播磨五泊【はりまごはく】
[Romaji]HarimaGohaku
[歴]奈良時代~鎌倉時代中期、瀬戸内海を経(ヘ)て難波(ナニワ)に入る船舶が停泊した、播磨から東の五ヶ所の港。「ごはく(五泊)」、「ごとまり(五泊)」とも呼ぶ。むろつ(室津)、おおわだのとまり(大輪田の泊、大輪田泊)。
播州【ばんしゅう】
[Romaji]Banshu
[歴]中国風の旧国名。はりま(播磨)
。
播州【ばんしゅう】
[中国語]Bozhou
[歴]中国貴州省(GuizhouSheng)(キシュウショウ)の地名。。
播磨の土一揆【はりまのどいっき】
[歴]はりまのつちいっき(播磨の土一揆)
。
文字コード
「播」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する
Unicode 1 | U+64AD |
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JISX0213 | 1-39-37 |
戸籍統一文字番号 2 | 143010 |
住基ネット統一文字 | J+64AD |
文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。
検字番号
検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。
書籍 | 出版社 | 検字番号 |
---|---|---|
角川大字源3 | 角川書店 | 3564 |
新大字典4 | 講談社 | 5902 |
新潮日本語漢字辞典5 | 新潮社 | 4304 |
大漢和辞典6 7 | 大修館書店 | 12747 |
大漢語林8 | 大修館書店 | 4200 |
辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。
まとめ
「播」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。
「播」についての総括
- 播の画数 :15画
- 播の部首 : 手
- 播の読み方:バン・ハン・ハ・まく・しく
- 播の意味 :広く伝える/まく/種をまく
以上で「播」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。
ウサタロー
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