「芸」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

芸とは、修練して身につけた技／技能／学問などの意味をもつ漢字。7画の画数をもち、艸部に分類される。日本では教育漢字、常用漢字に定められており、小学校4年生修了レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『芸』の字には少なくとも、芸ゲイ・ 芸わざ・ 芸えるうえるの3種の読み方が存在する。

意味

1. 修練して身につけた技。技能。学問。「芸界・芸妓(げいぎ)・芸術・芸当・芸人・芸能・演芸・学芸・曲芸・工芸・手芸・武芸・文芸・遊芸」
2. 草木を植える。種子を撒く。栽培する。「芸植・園芸・種芸・農芸」
3. 安芸国(あきのくに)の略称。「芸州」

芸の用法：六芸

六芸【りくげい】とは、《中国》儒教における六種の技芸。役人といった高貴な身分の者が学んだとされる高等教養科目。漢王朝以降は六経(詩、書、礼、楽、易、春秋)をも意味するようになった。

芸の用法：山陽道(行政区画)

山陽道(行政区画)【さんようどう】とは、飛鳥時代以降における地域区分および行政区画の一つ。五畿七道の一道に数えられる。
現在の兵庫県南部、岡山県、広島県、山口県にまたがる地域をさす。

熟語

四字熟語

「芸」の漢字を語中にもつ四字熟語を表にまとめる。

安芸【あき】

[Romaji]Aki

四芸【しげい】

[中国語]siyi

芸大【げいだい】

[俗][教]芸術大学の略称。
[教](特に)東京芸術大学の略称。
とうきょうげいじゅつだいがく(東京芸術大学)
。

芸南【げいなん】

[Romaji]Geinan

広島県西半部、旧安芸国(アキノクニ)(芸州)南部の地方・地域。
中心地は広島市。
⇔げいほく(芸北)
。

芸亭【うんてい】

[歴]一般に公開した日本最初の図書館。
奈良末期の宝亀年間(770～780)、石上宅嗣(イソノカミノヤカツグ)が平城京付近の旧宅を阿(「門」構+「人」の下に「从」:補助7011)寺(アシュクジ)とし、その一隅に漢籍を収めた書庫を設け、自由に閲覧させたもの。
「芸亭院」とも呼ぶ。

文字コード

「芸」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

まとめ

「芸」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。