「桑」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

とは、くわ/バラ目クワ科の落葉高木の総称/蚕の飼料に用いられるなどの意味をもつ漢字。10画の画数をもち、木部に分類される。日本では常用漢字に定められており、中学校卒業レベルの漢字とされる。

漢字「桑」
字体
読み 音読み 《高》ソウ
訓読み くわ
部首 木部
画数 総画数 10画
部首内画数 木部6画
国語施策 常用漢字
JIS漢字水準 JIS第1水準
漢字検定 漢検3級
日本語能力検定 JLPT N1

書き方・読み方

書き方

桑_書き方
桑の書き順【筆順】

読み方

』の字には少なくとも、ソウくわの2種の読み方が存在する。

意味

  1. くわ。バラクワの落葉高木の総称。の飼料にいられる。「桑田・桑園・桑樹・農桑・蚕桑・扶桑・桑畑」
  2. 梵語(ぼんご)の音写。僧侶。「桑門」
  3. 四十八。俗字「桒」の字形から。「桑年・桑字年」

熟語

四字熟語

「桑」の漢字を語中にもつ四字熟語4種を表にまとめる。

「桑」が入る四字熟語
桑弧蓬矢そうこほうし 滄桑之変そうそうのへん 桑田碧海そうでんへきかい
桑土綢繆そうどちゅうびゅう

桑染【くわぞめ】

[色] C=18,M=30,Y=64,B=31。

クワ/桑【くわ】

[英語]mulberry、[学名]Morusbombycis

[植]バラ目(Rosales)クワ科(Moraceae)クワ属(Morus)の落葉樹の総称。
桑色白茶、桑染、桑茶箸:くわのはし(桑の箸)
赤黒く熟した実は「どどめ」とも呼ばれ、その色は「どどめ色」と呼ぶ。

桑名【くわな】

[Romaji]Kuwana

くわなし(桑名市)
くわなぐん(桑名郡)

桑田県【くわたのあがた】

[Romaji]KuwatanoAgata

[歴]丹波にあった県。

扶桑【ふそう】

[Romaji]Fuso

([中国語]fusang)(『山海経』海外東経)古代中国で、太陽の昇る東海にあるという神木。また、その木のある地。
[植]ブッソウゲの漢名。

文字コード

「桑」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

「桑」の文字コード一覧
Unicode 1 U+6851
JISX0213 1-23-12
戸籍統一文字番号 2 166370
住基ネット統一文字 J+6851

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

「桑」の検字番号一覧
書籍 出版社 検字番号
角川大字源3 角川書店 4204
新大字典4 講談社 6981
新潮日本語漢字辞典5 新潮社 5042
大漢和辞典6 7 大修館書店 14772
大漢語林8 大修館書店 5108

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

1946年(昭和21年)11月
当用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和21年内閣告示第三十二号の「当用漢字表」に採用される。
1981年(昭和56年)10月
常用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和56年内閣告示第一号の「常用漢字表」に採用される。
2010年(平成22年)11月
改定常用漢字表に掲載
文化審議会からの答申を受けて、平成22年内閣告示第ニ号の「改定常用漢字表9」に採用される。

まとめ

「桑」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。

「桑」についての総括
  1. 桑の画数 :10画
  2. 桑の部首 : 木
  3. 桑の読み方:ソウ・くわ
  4. 桑の意味 :くわ/バラ目クワ科の落葉高木の総称/蚕の飼料に用いられる
以上で「桑」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。

ウサタロー

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