「棟」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

棟とは、むね／屋根の天辺の稜などの意味をもつ漢字。12画の画数をもち、木部に分類される。日本では常用漢字に定められており、高校在学中レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『棟』の字には少なくとも、棟トウ・ 棟ツ・ 棟むね・ 棟むな・ 棟かしらの5種の読み方が存在する。

意味

1. むね。屋根の天辺の稜。「棟木(むなぎ)・大棟(おおむね)・隅棟(すみむね)」
2. 頂上。頭。長。「棟梁(とうりょう)」
3. 長い建物。家屋。「住棟・病棟・本棟・離棟」

熟語

隅棟【すみむね】

[建]屋根の棟(ムネ)の隅(スミ)に向かって傾斜した棟。
「隅降(クダ)り棟」とも呼ぶ。
寄棟(ヨセムネ)造りでは大棟(オオムネ)の両端に位置する三角形の棟。

芝棟【しばむね】

[建]草葺(クサブ)き屋根の棟の防水方法の一つ。
棟に乾燥に強いイチハツ([英語]roofiris)・イワヒバ・ヤマユリ・カンゾウ・セダム・ニラなどを植えて根を絡(カラ)ませ固めたもの。
日本以外でも、ユーラシア大陸北部のロシア・北ヨーロッパなどにみられる。

隅降り棟【すみくだりむね】

[建]すみむね(隅棟)
。

閉鎖病棟【へいさびょうとう】

[医][法]精神保健福祉法に基づく入院施設の一種。
隔離が必要と判断された精神疾患の患者を入院させて治療する精神科病棟。
。

文字コード

「棟」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

まとめ

「棟」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。