「樹」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

樹とは、き／立ち木／生えている木などの意味をもつ漢字。16画の画数をもち、木部に分類される。日本では教育漢字、常用漢字に定められており、小学校6年生修了レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『樹』の字には少なくとも、樹ジュ・ 樹シュ・ 樹てるたてる・ 樹き・ 樹えるうえるの5種の読み方が存在する。

意味

1. き。立ち木。生えている木。「樹陰・樹海・樹脂・樹皮・樹木・樹林・樹齢・果樹・一樹・桜樹(おうじゅ)・果樹・植樹・大樹・風樹・緑樹・老樹・針葉樹・常緑樹」
2. うえる。木を植える。「樹芸」
3. たてる。打ち立てる。「樹功・樹徳・樹立」

熟語

四字熟語

「樹」の漢字を語中にもつ四字熟語8種を表にまとめる。

樹海【じゅかい】

高い所から海原のように見える、広い範囲にわたって生い茂っている森林。
富士山：あおきがはら(青木ヶ原)白骨樹林：おおだいがはらざん(大台ヶ原山)大館樹海ドーム：おおだてじゅかいどーむ(大館樹海ドーム)
。

一樹【いちじゅ】

一本の木立(コダチ)。
「一樹の陰一河(イチガ)の流れも他生(タショウ)の縁(エン)」にわか雨に会って同じ木の下に雨宿りするのも、同じ河の水を汲みあうのも前世からの因縁。仏教で、わずかな人間関係もすべて前世からの深い因縁(インネン)であるとの意味。

神樹【しんじゅ】

神霊が宿ると伝えられる樹木。神木(シンボク)。
神社の境内にある樹木。

紅樹【こうじゅ】

[植]おひるぎ(雄蛭木、紅樹)
。

榕樹【ようじゅ】

[中国語]rongshu

文字コード

「樹」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

まとめ

「樹」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。