「焦」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

焦とは、こげる／こがす／焼いて黒くするなどの意味をもつ漢字。12画の画数をもち、火部に分類される。日本では常用漢字に定められており、中学校卒業レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『焦』の字には少なくとも、焦ショウ・ 焦シュウ・ 焦シュ・ 焦くやく・ 焦れるじれる・ 焦らすじらす・ 焦げるこげる・ 焦がれるこがれる・ 焦がすこがす・ 焦るあせるの10種の読み方が存在する。

意味

1. こげる。こがす。焼いて黒くする。「焦点・焦土・焦熱・焦眉(しょうび)」
2. あせる。じらす。苛立つ(いらだつ)。恋を煩う。「焦心・焦燥・焦躁(しょうそう)・焦慮」
3. 激しく渇く。喉の渇き。「焦渇」

熟語

焦る【あせる】

(何かをして)急(セ)いて苛立(イラダ)つ。
(何もせずに)いらいら気をもむ。
「焦」は「こげる(焦げる)」とも読む。

焦がし【こがし】

焦がすこと。
[食]はったい(ハッタイ)
。

極焦茶【ごくこげちゃ】

[色]焦茶より黒い茶色。
「黒茶(クロチャ)」、「黒茶色(クロチャイロ)」とも呼ぶ。
。

三焦／三の焦【みのわた】

[医]さんしょう(三焦)
。

中焦【ちゅうしょう】

[医]さんしょう(三焦)
。

文字コード

「焦」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

まとめ

「焦」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。