「狭」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

狭とは、せまい／せばめる／せばまる／枠や範囲が小さいなどの意味をもつ漢字。9画の画数をもち、犬部に分類される。日本では常用漢字に定められており、中学校在学中レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『狭』の字には少なくとも、狭コウ・ 狭キョウ・ 狭いせまい・ 狭めるせばめる・ 狭まるせばまる・ 狭さの6種の読み方が存在する。

意味

1. せまい。せばめる。せばまる。枠や範囲が小さい。対義語：広「狭隘(きょうあい)・狭小・狭窄・狭義・広狭」
2. 心が狭い。ゆとりがない。「狭量・偏狭」
3. さ。語調を整える接頭語。「狭霧(さぎり)・狭衣(さごろも)・狭山(さやま)」

熟語

狭野【さの】

[Romaji]Sano

厚狭【あさ】

[Romaji]Asa

狭間【さま】

城壁に設けた、弓・鉄砲などで場外の敵兵を射つための穴。
「はざま(狭間、迫間)」とも、弓のものを「矢狭間(ヤザマ)」、鉄砲のものを「鉄砲狭間(テッポウザマ)」とも呼ぶ。
英語：ループホール(loophole)／クレネル(crenel、crenelle)。

若狭【わかさ】

[Romaji]Wakasa

狭山【さやま】

[Romaji]Sayama

さやまし(狭山市)
おおさかさやまし(大阪狭山市)
[地]さやまきゅうりょう(狭山丘陵)
。

文字コード

「狭」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

まとめ

「狭」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。