「畔」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

畔とは、ほとり／周辺／付近／水ぎわなどの意味をもつ漢字。10画の画数をもち、田部に分類される。日本では常用漢字に定められており、中学校卒業レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『畔』の字には少なくとも、畔バン・ 畔ハン・ 畔ほとり・ 畔くそむく・ 畔くろ・ 畔あぜの6種の読み方が存在する。

意味

1. ほとり。周辺。付近。水ぎわ。「河畔・橋畔・湖畔・池畔」
2. あぜ。くろ。田と田の間。田を分ける境。類義語：畦「畔界・畔路」

熟語

四字熟語

「畔」の漢字を語中にもつ四字熟語を表にまとめる。

河畔林【かはんりん】

[植]河川下流の氾濫原(ハンランゲン)にある森林。
ヤナギ類やハルニレなどが生育し、上流にある渓畔林(ケイハンケン)とは植生が異なる。はんらんげん(氾濫原)、けいはんりん(渓畔林)。

橋畔【きょうはん】

[建][交]橋詰の別称。
はしづめ(橋詰、橋爪)
。

しずかな湖畔の【しずかにこはんの】

[楽]山北多喜彦作詞、作曲者不詳のアメリカ民謡。
多くは３部輪唱で歌われる。
１番が「かっこうが鳴く」、２番が「ふくろう鳴く」と歌われている。

文字コード

「畔」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

まとめ

「畔」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。