「窒」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

窒とは、ふさぐ／ふさがる／詰まる／閉じるなどの意味をもつ漢字。11画の画数をもち、穴部に分類される。日本では常用漢字に定められており、中学校卒業レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『窒』の字には少なくとも、窒ネチ・ 窒デツ・ 窒テツ・ 窒テチ・ 窒チツ・ 窒がるふさがるの6種の読み方が存在する。

意味

1. ふさぐ。ふさがる。詰まる。閉じる。「窒息」
2. 《化学》元素の一つ。窒素の略称。「窒化・脱窒」

熟語

窒化鋼【ちっかこう】

[工]窒素と化合しやすいアルミニウム・クロムなどの元素を含む特殊鋼。
標準組成はアルミニウム0.7～1.2％、クロム1.3～1.7％、モリブデン0.15～0.30％程度。
アンモニアガス・シアン化物で加熱して窒素をしみ込ませ、表面層の窒化鉄によって耐摩耗性・耐食性を高めて使用する。

窒化水素酸【ちっかすいそさん】

[英語]hydrogenazide

四酸化二窒素【しさんかにちっそ】

[英語]nitrogentetroxide

一酸化二窒素【いっさんかにちっそ】

[英語]nitrousoxide

二酸化チッソ／二酸化窒素【にさんかちっそ】

[英語]nitrogendioxide

文字コード

「窒」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

まとめ

「窒」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。