「等」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

等とは、ひとしい／同じ／数／形／質／量などの差がないなどの意味をもつ漢字。12画の画数をもち、竹部に分類される。日本では教育漢字、常用漢字に定められており、小学校3年生修了レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『等』の字には少なくとも、等トウ・ 等タイ・ 等ら・ 等しいひとしい・ 等などの5種の読み方が存在する。

意味

1. ひとしい。同じ。数／形／質／量などの差がない。「等価・等身・等式・等分・等辺・均等・対等・同等・平等・不等」
2. 階級。段階。順位。位。「等級・下等・高等・初等・上等・親等・中等・特等・優等・劣等」
3. ら。仲間。同輩。ともがら。類義語：徒・党・輩「等類・等輩・郎等(ろうとう)」

熟語

四字熟語

「等」の漢字を語中にもつ四字熟語3種を表にまとめる。

等親【とうしん】

[古]家族関係の階級的序列を表す語。
妻から見て夫は一等親、夫から見て妻は二等親。うんそん(雲孫)。

等覚【とうがく】

[仏]仏の別称。
諸仏の悟り(正覚)は平等、すべて等しいという意味。
[仏]菩薩の五十二位(ゴジュウニイ)のうち、五十一番目。

三等【さんとう】

[英語]thirdclass

等級の三段階。
三つに分けた等級・段階。
第三番目の等級。

等々力【とどろき】

[Romaji]Todoroki

東京都世田谷区南部の地名。
等々力一丁目～八丁目、等々力渓谷。
神奈川県川崎市中原区北部の地名。

四親等【ししんとう】

親等の一つ。本人から４世を隔てた親族。
高祖父母・従祖父姑(ジュウソフコ)・いとこ・玄孫・兄弟姉妹の孫など。

文字コード

「等」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

まとめ

「等」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。