絹とは、きぬ糸/蚕の繭からとった糸状の繊維/綿などの意味をもつ漢字。13画の画数をもち、糸部に分類される。日本では教育漢字、常用漢字に定められており、小学校6年生修了レベルの漢字とされる。
字体 | 絹 | |
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読み | 音読み | 《高》ケン |
訓読み | きぬ | |
部首 | 糸部 | |
画数 | 総画数 | 13画 |
部首内画数 | 糸部7画 | |
国語施策 | 教育漢字・常用漢字 | |
JIS漢字水準 | JIS第1水準 | |
漢字検定 | 漢検5級 | |
日本語能力検定 | JLPT N1 |
書き方・読み方
書き方
読み方
『絹』の字には少なくとも、絹・ 絹の2種の読み方が存在する。
意味
熟語
四字熟語
「絹」の漢字を語中にもつ四字熟語を表にまとめる。
隻紙断絹 |
人絹【じんけん】
[化]人造絹糸の略。
れーよん(レーヨン)
。
安達絹【あだちぎぬ】
かわまたぎぬ(川俣絹)
。
巻雲/絹雲【けんうん】
[英語]Cirrus
[気]十種雲級の一つ。上層雲の一つ。対流圏の上部、気温が約マイナス20度以下のところに現れる極めて小さい氷の結晶から成る、繊維状の白雲。
楯絹/館絹【たてぎぬ】
かわまたぎぬ(川俣絹)
。
絹膠【けんこう】
せりしん(セリシン)
。
文字コード
「絹」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する
Unicode 1 | U+7D79 |
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JISX0213 | 1-24-08 |
戸籍統一文字番号 2 | 306920 |
住基ネット統一文字 | J+7D79 |
文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。
検字番号
検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。
書籍 | 出版社 | 検字番号 |
---|---|---|
角川大字源3 | 角川書店 | 7374 |
新大字典4 | 講談社 | 12226 |
新潮日本語漢字辞典5 | 新潮社 | 8969 |
大漢和辞典6 7 | 大修館書店 | 27470 |
大漢語林8 | 大修館書店 | 8666 |
辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。
国語施策
1946年(昭和21年)11月
当用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和21年内閣告示第三十二号の「当用漢字表」に採用される。
1958年(昭和33年)
学年別漢字配当表(昭和33年)に掲載
昭和36年度より実施される、小学校学習指導要領(文部省)の付録「学年別漢字配当表」に
第6学年の配当漢字として公示される。
第6学年の配当漢字として公示される。
1977年(昭和52年)
学年別漢字配当表(昭和52年)に掲載
昭和55年度より実施される、小学校学習指導要領(文部省)の付録「学年別漢字配当表」に
第5学年の配当漢字として公示される。
第5学年の配当漢字として公示される。
1981年(昭和56年)10月
常用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和56年内閣告示第一号の「常用漢字表」に採用される。
2017年(平成29年)
学年別漢字配当表(平成29年)に掲載
令和2年度より実施される、小学校学習指導要領(文部科学省)の別表「学年別漢字配当表」に
第6学年の配当漢字として公示される。
第6学年の配当漢字として公示される。
まとめ
「絹」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。
「絹」についての総括
- 絹の画数 :13画
- 絹の部首 : 糸
- 絹の読み方:ケン・きぬ
- 絹の意味 :きぬ糸/蚕の繭からとった糸状の繊維/綿
以上で「絹」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。
ウサタロー
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