「脈」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

脈とは、すじ／血管／血が流れる筋などの意味をもつ漢字。10画の画数をもち、肉部に分類される。日本では教育漢字、常用漢字に定められており、小学校4年生修了レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『脈』の字には少なくとも、脈ミャク・ 脈バク・ 脈すじの3種の読み方が存在する。

意味

1. すじ。血管。血が流れる筋。
   • ミャク。「脈拍・血脈・静脈(じょうみゃく)・動脈」
2. 血管の規則的な鼓動。心拍。拍動。
   • ミャク。「脈診・脈動・徐脈・頻脈・平脈」
• 連なり続くもの。筋状のもの。
• ミャク。「岩脈・鉱脈・山脈・支脈・水脈・脈脈・湯脈・葉脈」
3. 筋道。筋が通る。繋がり。
   • ミャク。「脈絡・金脈・語脈・人脈・文脈・乱脈」

熟語

四字熟語

「脈」の漢字を語中にもつ四字熟語2種を表にまとめる。

地脈【ちみゃく】

[地]地層の連続している筋(streak)。
鉱脈(lode、reef)・岩脈(dike)など。
[地]水脈。

気脈【きみゃく】

血液の通る筋道。
(人と人との)意思の疎通(ソツウ)。
(ひそかに)連絡を取り合い、意見・意思が互いに通じ合うこと。

徐脈【じょみゃく】

[英語]bradycardia(ブラディカーディア)

門脈【もんみゃく】

[英語]portalvein

水脈【すいみゃく】

[英語]watervein

文字コード

「脈」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

まとめ

「脈」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。