「筋」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

筋とは、動物体を構成する繊維質の肉・組織などの意味をもつ漢字。12画の画数をもち、竹部に分類される。日本では教育漢字、常用漢字に定められており、小学校6年生修了レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

書き方

読み方

『筋』の字には少なくとも、筋ゴン・ 筋コン・ 筋ゲン・ 筋ケン・ 筋キン・ 筋すじの6種の読み方が存在する。

意味

1. 動物体を構成する繊維質の肉・組織。「筋肉・筋骨・筋力・胸筋・背筋・腹筋・首筋」
2. すじ。細長いすじ状のもの。「筋雲・筋状・青筋」
3. 血の繋がり。血統。「家筋・血筋」
4. 物の骨組みの芯に用いられるもの。「筋金・竹筋・鉄筋」
5. 道路や川に沿った経路。「道筋・川筋」
6. 物事の道理。すじみち。「粗筋・大筋・筋道」
7. 素質。理にかなう。「手筋」
8. 傾向。層。「客筋」
9. (将棋)縦の列の順。「三筋・五筋」

熟語

心筋【しんきん】

[英語]myocardium(マイオカーディアム)／cardiacmuscle／heartmuscle

筋膜【きんまく】

[英語]fascia(フェイシア)

鎬筋【しのぎすじ】

刀剣の鍔元(ツバモト)から切っ先(キッサキ)までの稜(リョウ)。しのぎ(鎬)。
。

筋注【きんちゅう】

[医]筋肉内注射の略。
きんにくちゅうしゃ(筋肉注射)
静注(ジョウチュウ)：静脈内注射。
。

肋筋【あばらきん】

[英語]stirrup(スターラップ)

文字コード

「筋」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

まとめ

「筋」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。