「薫」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

異体字「薰」については「薰(漢字)」をご覧ください。

とは、かおる/良いかおりが立つなどの意味をもつ漢字。16画の画数をもち、艸部に分類される。日本では常用漢字に定められており、高校在学中レベルの漢字とされる。

漢字「薫」
字体
読み 音読み 《高》クン
訓読み かお()
《外》かおりぐさ
《外》()
部首 艸部
画数 総画数 16画
部首内画数 艸部13画
国語施策 常用漢字
JIS漢字水準 JIS第1水準
漢字検定 漢検準2級
日本語能力検定 JLPT N1
異体字「薰」
字体
画数 17画
Unicode U+85B0
JISX0213 1-91-32

書き方・読み方

書き方

薫_書き方
薫の書き順【筆順】

読み方

』の字には少なくとも、クン薫くたくかおりぐさ薫るかおるの4種の読み方が存在する。

意味

  1. かおる。いかおりがつ。類義語:「薫煙・薫草・薫芳・薫風・芳薫・余薫」
  2. 感化させてく。「薫育・薫化・薫染・薫陶」
  3. たく。す。「薫製」

熟語

薫陸【くんろく】

([梵]kunduruka)インド・ペルシアなどに西域に産する一種の樹脂。
樹脂が夏に砂上で石のように凝固したもの。
苦味があり、薬剤・香料とする。

薫陸【くんりく】

くんろく(薫陸)

和の薫陸【わのくんろく】

くんろく(薫陸)

香り/薫り/香/薫【かおり】

(よい)におい。
香り立つ

薫陸香【くんろくこう】

くんろく(薫陸)

文字コード

「薫」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

「薫」の文字コード一覧
Unicode 1 U+85AB
JISX0213 1-23-16
戸籍統一文字番号 2 362910
住基ネット統一文字 J+85AB

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁/団体/組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典/漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

「薫」の検字番号一覧
書籍 出版社 検字番号
角川大字源3 角川書店 8553
新大字典4 講談社 14267
新潮日本語漢字辞典5 新潮社 10892
大漢和辞典6 7 大修館書店 32173
大漢語林8 大修館書店 9804

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

1946年(昭和21年)11月
当用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和21年内閣告示第三十二号の「当用漢字表」に採用される。
1981年(昭和56年)10月
常用漢字表に掲載
国語審議会からの答申を受けて、昭和56年内閣告示第一号の「常用漢字表」に採用される。
2010年(平成22年)11月
改定常用漢字表に掲載
文化審議会からの答申を受けて、平成22年内閣告示第ニ号の「改定常用漢字表9」に採用される。

まとめ

「薫」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。

「薫」についての総括
  1. 薫の画数 :16画
  2. 薫の部首 : 艸
  3. 薫の読み方:クン・たく・かおりぐさ・かおる
  4. 薫の意味 :かおる/良いかおりが立つ
以上で「薫」の字の解説は終わりです。今後とも受験勉強・資格取得・自己学習にモジナビをお役立てください。

ウサタロー

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