「虛」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ

虛とは、むなしい／うつろ／空っぽなどの意味をもつ漢字。12画の画数をもち、虍部に分類される。日本では人名用漢字に定められており、大学もしくは一般レベルの漢字とされる。

書き方・読み方

読み方

『虛』の字には少なくとも、虛コ・ 虛キョ・ 虛しいむなしい・ 虛うろ・ 虛ろうつろ・ 虛けるうつけるの6種の読み方が存在する。

意味

1. むなしい。うつろ。空っぽ。対義語：盈「虛位・虛空・虛無・盈虛(えいきょ)・空虛・廃虛」
2. うわべだけの。根拠・実が無い。見栄を張る。対義語：実「虛栄・虛飾・虛数・虛勢・虛説・虛伝・虛名・虛礼」
3. 嘘をつく。偽り。「虛偽・虛言・虛構・虛実・虛報・虛妄・虛仮(こけ)」
4. 邪心を持たない。すなお。「虛心・謙虛」
5. 気力が足りない。精気が弱る。「虛弱・虛脱」
6. 虛数の略称。「虛根・虛軸・虛部」
7. 二十八宿の一つ。北方の第四宿。とみてぼし。虛宿。

文字コード

「虛」の漢字をコンピュータで取り扱うために策定された各文字規格を紹介する

文字ごとに採番された各種コードは、互いに異なる識別番号を持ち、管轄業務を担う省庁／団体／組織によって各用途ごとに管理されている。

検字番号

検字番号とは、各出版社が刊行した漢字辞典／漢和辞典に記載されている検索字を効率よく探すための識別コードである。

辞書の巻頭や巻末、別巻などに記載された検字番号を用いることで、漢字の掲載ページ・掲載位置を容易に特定することができる。

国語施策

まとめ

「虛」の画数・部首・書き順・読み方・意味について、もう一度おさらいする。